マルケス・デ・ムリエタ グラン・レゼルヴァ

グラン・レゼルヴァ

Gran Reserva

リオハ最古のワイナリーであるマルケス・デ・ムリエタは、1852年にルチアーノ・デ・ムリエタ氏によって設立されました。同氏は「リオハの近代的ワイン造りの父」と呼ばれ、ボルドーワインに着想を得て、木樽の使用や除梗をリオハに導入したことで知られています。また、理想のワイン造りのために自社畑所有の概念をリオハにもたらしました。その功績からスペイン王室より「マルケス(侯爵)」の称号を授与され、リオハを代表するワイナリーとして世界に名を馳せることになります。1983年にクレイセル家に売却後、1996年に現オーナーのクレイセル・ヴィセンテ氏が継承。ヴィセンテ氏はワイナリーの近代化を推進し、醸造設備の刷新や畑の科学的な調査、植え替えなどを行い、現在も進化を続けています。マルケス・デ・ムリエタ グラン・レゼルヴァは、厳選されたヴィンテージのブドウから造られる、クラシックとモダンが融合したワインです。リオハ・アルタ地区南端に位置する、ワイナリーを取り囲む300ヘクタールの自社畑「イガイ・エステート」のブドウを使用しています。標高320~485メートルの、主に石灰質粘土土壌の畑で栽培されたテンプラニーリョ、グラシアーノ、マズエロ、ガルナッチャを最適な比率でブレンドし、5年以上もの熟成ポテンシャルを備えています。収穫されたブドウは、手摘みで25kgの小箱に入れられ、光学式選果機で選別されます。除梗後、ステンレスタンクで温度管理しながら発酵を行います。発酵期間は8~12日間で、果皮と果汁の接触を確実にするため、ポンピング・オーバーとパンチ・ダウンを定期的に行います。その後、垂直プレス機で優しく圧搾し、果皮から色素と熟したタンニンを抽出します。ワインはアメリカンオークの225リットル樽で25ヶ月間熟成されます。リオハでは珍しく長期の熟成期間を経てリリースされるグラン・レゼルヴァは、力強さと上品さを兼ね備えた、テロワールをエレガントに表現するマルケス・デ・ムリエタのスタイルを体現するワインです。

8,492  円~

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