色合いはしっかりと黄金色になっているが、熟成感は程々でもう少し熟成ポテンシャルを残している。ヴィオニエらしい華やかな花の香りが熟成によって濃縮され、花の蜜となったような香りで、アカシアやユリ、ジャスミンなどの香りが主体。トップノートにはペトロール香にも近い火打ち石のスモーキーなミネラル香があり、他にもライムや洋梨などの果実香もしっかりと感じられる。口に含むと、ミネラルによるボリューミーな口当たりで、少し熟成感のある凝縮された果実味と甘味があり、酸味もしっかりとあってバランスが良い。余韻も長く、火打ち石を溶かしたようなスモーキーなミネラルが感じられ、華やかな味わいからの変化が面白い。

コンドリュー コトー・ド・ヴェルノン
Condrieu Coteau de Vernon
ジョルジュ・ヴェルネイの「コンドリュー コトー・ド・ヴェルノン」は、AOCコンドリューの中心地、南東向きの急斜面に位置する2.5haの畑で栽培される希少なヴィオニエから生み出されます。ジョルジュ・ヴェルネイは30年間コンドリュー名称保護委員会の会長と務めるなど、アペラシオンの復興に尽力し、「コンドリューの父」と称されました。このワインは、50-80年の古木からの収穫であり、手作業による丹念な仕事と新樽での熟成によって、コクとなめらかな味わいを持ちます。年間生産量は600ケース以下の希少価値ある一本で、シュヴァリエ・モンラッシェのような透明感とミネラル間のあるワインです。
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ヴィオニエ:100%
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柑橘系果実

寒冷地の果実

花

植物・野菜

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果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2012年
評価日:2023年06月20日
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