抜栓しただけでスパイシーな香りがしてくるほど、強烈にスパイシーなワイン。スパイシーさだけでなく、酸味やベジ香も強く、かなり尖ったワイン。トップノートこそブルーベリーの果実香を感じるが、次から次へと、唐辛子や焼いたピーマン、シナモン、パン、バルサミコなどの主張の激しい香りが塗り替えていく。味わいは酸味一辺倒で、バルサミコ酢を薄めて飲んでいるかのよう。好みでないのと、酸味に過敏なためそう感じるのかもしれないが、バランスはよろしくない。

コート・ロティ ブロンド・デュ・セニュール
Côte Rôtie Blonde du Seigneur
ジョルジュ・ヴェルネイは、1940年にフランシス・ヴェルネイ氏によって設立された、ローヌ北部のコンドリューを代表するワイナリーです。フランシス氏は当初趣味でワイン造りを行っていましたが、そのワインは高い評価を得て、息子のジョルジュ氏が事業としてワイナリーを設立、発展させました。ジョルジュ氏は30年間コンドリュー名称保護委員会の会長を務め、品質向上や産地の復興に貢献したことから、「コンドリューの父」と称されています。現在は3代目のクリスティーヌ氏がワイン造りを担い、先代の伝統を受け継ぎつつ、コート・ロティの生産も開始しました。「コート・ロティ ブロンド・デュ・セニュール」の畑は「コート・ブロンド」と呼ばれる急斜面に位置し、機械が入れないため、手作業による丁寧なブドウ栽培が行われています。主要品種のシラーに少量のヴィオニエをブレンドすることで、豊かな果実味にフローラルなアロマやミネラル感が加わり、複雑で深みのある味わいに仕上がっています。
20,900 円~
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ヴィンテージ:2010年
評価日:2020年12月20日