フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ ファランギーナ

ファランギーナ

Falanghina

フェウディ・ディ・サン・グレゴリオは、1986年にイタリア・カンパーニア州イルピーニアに設立されたワイナリーです。南イタリアの土着品種にこだわり、伝統を守りつつ最新技術も駆使したワイン造りを行っています。CEOであるアントニオ・カパルド氏、そして醸造栽培責任者であるピエルパオロ・シルク氏を中心としたチームは、点在する約900もの畑から、それぞれのブドウの個性を最大限に引き出すことに尽力しています。シルク氏は、世界最高峰の剪定技術を持つスペシャリストとして、自社だけでなく、シャトー・ラトゥール、ドメーヌ・ルロワ、クリュッグ、ルイ・ロデレールなど、世界9カ国130もの著名ワイナリーのコンサルタントも務めています。彼は、マルコ・シモニット氏と共に開発した独自の剪定方法「Simonit&Sirch メソッド」を駆使し、ブドウ樹の健康を守っています。また、数百年の樹齢を持つアリアニコの古樹を所有するなど、歴史あるブドウ品種の保護にも熱心に取り組んでいます。2013年にはイタリアソムリエ協会から「ベストワイナリー・オブ・ザ・イヤー」にも選出されるなど、その品質とデザイン性の高さは国際的に高く評価されています。ファランギーナは、カンパーニア州で最も愛飲されている白ワインです。その名前は、古代ローマ時代にブドウ栽培に使われていた支柱「ファランガ」に由来します。19世紀初頭には「食べておいしい」ブドウとして文献に登場し、1930年代にはイタリアを代表するブドウ品種として広く栽培されるようになりました。緑がかった麦わら色で、白い花やフルーツ、トロピカルライム、リンゴなどのアロマが感じられます。海抜200~400mの畑で栽培されたブドウは、9月中旬から下旬にかけて収穫されます。活き活きとした酸とフレッシュな味わいが特徴で、和食との相性も抜群です。醸造はステンレスタンクで3ヶ月間熟成後、最低1ヶ月瓶内熟成されます。

3,360  円~

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