
カンパナーロ
Campanaro
フェウディ・ディ・サン・グレゴリオは、1986年にエンツォ・エルコリーノ氏によってカンパーニア州イルピニアに設立されました。1980年のイルピニア地震による壊滅的な被害を目の当たりにしたエルコリーノ氏は、故郷の復興を願い、土着品種とテロワールにこだわったワイン造りを目指しました。ミラノ大学やナポリ農業大学との共同研究、最新の醸造技術の導入など、革新的なアプローチでカンパーニアワインの刷新に貢献しました。現在は、アントニオ・カパルド氏がCEOを務め、約300ヘクタールの自社畑を所有し、バジリカータ州やプーリア州にも進出しています。ピエルパオロ・シルク氏が栽培醸造責任者を務め、独自の剪定方法「Simonit&Sirch メソッド」を駆使した畑管理を行っています。カンパナーロは、フェウディ・ディ・サン・グレゴリオの白ワインの最上級キュヴェです。アヴェッリーノのフィアーノの畑から厳選されたブドウを使用し、オーク樽で発酵と熟成を行います。カンパーニア州を代表するグレコとフィアーノのブレンドであるイルピニア・ビアンコDOCに属し、果実味とミネラルのバランスがとれた辛口ワインです。明るい黄金色をしており、熟した洋ナシ、砂糖漬けのオレンジ、イチジク、蜂蜜などの複雑なアロマが特徴です。豊かで滑らかな口当たりで、テロワール由来のミネラルがはっきりと感じられます。凝縮した果実味と長い余韻が印象的な、シルクのような滑らかさとフレッシュなミネラル感を併せ持つワインです。フェウディ・ディ・サン・グレゴリオで唯一、木樽で熟成される白ワインでもあります。
6,820 円~
タイプ
品種
フィアーノ:100%
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