トータルではエレガントなワインと言えるが、アタックは力強く、料理と合わせるとより主張がはっきりとして面白いワイン。香りは、黄リンゴを主体に、洋梨、白桃、そして蜂蜜まではいかず、アカシアの花の蜜くらいの軽めの蜜感があり、チョーキーなミネラル香も感じられる。香りはしっかりと感じられるがスッキリとした印象だったが、口に含むと、アタックは想像以上に果実味が力強く驚かされる。果実味の強さはアタックのみで、その後は酸味のほうが主張が強いのだが、料理と合わせると果実味の強さが持続する不思議な感覚がある。終盤はやはりアカシアの花の蜜のような甘味が出てきて、若く酸味もあるワインながら非常に柔らかい印象で終わる。クオリティは申し分なく、リーズナブルなので、たまに挟むワインとして良さそう。

ピエトラカルダ
Pietracalda
フェウディ・ディ・サン・グレゴリオの「ピエトラカルダ」は、標高450mの単一畑で育ったフィアーノを使用しています。畑周りには栗やヘーゼルナッツの木が植えられ、ワインにそのニュアンスが感じられます。バトナージュを定期的に行い、ステンレスタンクで3カ月、瓶内で最低2カ月熟成させ、桃やトロピカルフルーツの熟した果実の香りと味わい、やさしい甘さが調和した白ワインです。フェウディ・ディ・サン・グレゴリオは、カンパーニャの土着品種にこだわり、ミラノ大学やナポリ農業大学と協力して最新のテクノロジーを駆使したワイン造りを行っており、その中でも「ピエトラカルダ」は最高峰のフィアーノから造られています。
3,773 円~
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フィアーノ:100%
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寒冷地の果実

温暖地の果実

ミネラル

蜜
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渋味
余韻の
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ヴィンテージ:2020年
評価日:2022年12月15日