フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ

フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ

Fiano di Avellino

フェウディ・ディ・サン・グレゴリオは、イタリアのカンパーニャ州に位置するワイナリーです。1986年に、イルピニア出身のエンツォ・エルコリーノ氏によって設立されました。1980年に起きたイルピニア地震の復興を助けたいという思いから、土着品種にこだわったワイン造りを始めました。当初はマストロベラルディーノに次ぐ存在でしたが、ミラノ大学やナポリ農業大学と共同で農学研究を行い、最新のテクノロジーを駆使したワイン造りを開始しました。その後、国内外に大きな流通を持つようになり、投資がかさんだことから、2006年にエンツォ氏夫妻はワイナリーを去りました。2009年以降は、若干37歳のアントニオ・カパルド氏が社長に就任し、「マグナグレシアプロジェクト」を推進しています。このプロジェクトでは、南イタリアにワイナリーを所有し、その地で高品質のワイン造りに挑戦しています。また、世界最高峰の剪定の技術を持ち、一流生産者の畑のコンサルも務めるピエルパオロ・シルク氏を醸造栽培責任者に擁しています。「フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ」は、フェウディ・ディ・サン・グレゴリオを代表する白ワインで、フィアーノ・ディ・アヴェッリーノDOCGに格付けされています。フィアーノは古代ローマ時代からアヴェッリーノで栽培されてきたブドウ品種で、酸が高くミネラルが豊富で、長期熟成のポテンシャルが高いことが特徴です。畑は標高200〜600mに点在しており、9月から11月にかけて収穫されます。収穫されたブドウは、定期的にバトナージュしながら、澱と共にステンレスタンクで4ヶ月間熟成され、その後瓶内で1ヶ月間熟成されます。輝きのあるレモンイエローで、カモミールや砂糖漬けのオレンジやピーチなどの甘やかな香りが特徴です。味わいは、上品な酸と果実味のバランスがとれており、エレガントな印象です。

3,690  円~

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