フェラガモ所有のワイナリー。フェラガモ所有というとイル・ボッロを思い出すが、どことなく通ずる印象がある。13年とそこまで古いヴィンテージではないが、縁は褐色ががってきていて、熟成香にこなれたタンニンと、すでに飲み頃に入っている。香りは強烈なチョコレートとクレーム・ド・カシスの香りで、カクテル的な雰囲気がある。その奥には辛うじてブラックチェリー、ドライローズ、レザーのニュアンスを感じ取れる。口に含むと、サンジョベーゼらしいキレの良い酸味があり、香りの印象ほど甘くは感じない。余韻もチョコレートの甘いニュアンスがあるが、同じくらい長く酸味のあるチェリー感が続くためしつこくなくて良い。タンニンはほとんど気にならないほど溶け込んでいてスルスル飲めてしまう。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
Brunello di Montalcino
カスティリオン・デル・ボスコは、1967年のブルネッロ・ディ・モンタルチーノ協会発足時の25社のうちの1つであり、モンタルチーノにおける歴史あるワイナリーです。現在はイタリアの高級ファッションブランドで有名なフェラガモ一族が所有し、60ヘクタールを超える広大な自社畑をすべてオーガニック栽培で管理しています。ワイン造りにおいては、モンタルチーノのテロワールを表現することを重視し、エノロゴのチェチリア・レオネスキ女史とジュゼッペ・カヴィオラ氏がその手腕を振るっています。ワイナリーのフラグシップであるブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、モンタルチーノ北東部、標高350～400mのカバンナの畑で栽培されるサンジョヴェーゼ・グロッソを使用しています。9月下旬から10月中旬にかけて収穫されたブドウは、ステンレスタンクでの発酵の後、バリックと大樽で24ヶ月以上熟成されます。その味わいは、滑らかなタンニンとエレガントな酸が調和し、フレッシュな果実やスミレの花の香りが広がります。凝縮感のある果実味と力強いタンニンを持ちながらも、長期熟成にも耐えうる複雑さと豊かなボディが感じられる、トスカーナを代表する逸品です。
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サンジョベーゼ：100%
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アロマの詳細
黒系果実
花
動物系
焦げ臭
酒類
味わい
ボディ
ライト
フル
果実味
弱い
強い
甘味
ドライ
甘い
酸味
弱い
強い
渋味
弱い
強い
余韻の
長さ
短い
長い
余韻のテイスト
ユーザーコメント
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ヴィンテージ：2013年
評価日：2021年02月14日
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