
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
Brunello di Montalcino
ポッジョ・ディ・ソットは、1989年に設立された比較的新しいワイナリーですが、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノのトップ生産者として高い評価を得ています。トスカーナ州モンタルチーノの南東部、カステルヌオーヴォ・デッラバーテ村に位置し、約32ヘクタールの敷地のうち10ヘクタール強が急斜面のブドウ畑です。標高200~400mに位置し、温暖な気候に加え、アミアータ山とオルチャ川の影響で昼夜の寒暖差が大きく、ブドウ栽培に理想的な環境です。創設者のピエロ・パルムッチ氏はブルゴーニュワイン愛好家で、ワイン造りに第二の人生を捧げました。醸造には、カーゼ・バッセやモンテヴェルティネも手掛けた故ジュリオ・ガンベッリ氏を迎え、伝統的な手法にこだわったワイン造りを行ってきました。2011年にパルムッチ氏が事故で亡くなった後、コッレマッサーリグループがワイナリーを引き継ぎ、その哲学は今も受け継がれています。ポッジョ・ディ・ソットのブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、ワイナリーのフラッグシップ・キュヴェです。使用するブドウは、サンジョヴェーゼ・グロッソ100%。畑は標高に応じて3つのパートに分け、区画による区別なく同じように醸造を行います。収穫量は極限まで抑え、野生酵母のみで発酵。スラヴォニア産オークの大樽で4年間熟成させます。この大樽は15年に一度更新され、樽香を抑え、ブドウ本来のポテンシャルを引き出すことに貢献しています。熟成後、さらに瓶内熟成を経てリリースされます。凝縮した果実味と洗練されたタンニン、美しい酸と鮮やかなミネラル感、そして驚くほど長い余韻が特徴です。透明感とピュアさを兼ね備えたそのスタイルは、ポッジョ・ディ・ソットならではの魅力と言えます。
31,000 円~
タイプ
品種
サンジョベーゼ:100%
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