カ・デル・マーグロ
Cà del Magro
モンテ・デル・フラは、1958年にイタリア・ヴェネト州ヴェローナ近郊のガルダ湖畔、クストーザ村に創業した家族経営のワイナリーです。創業当初は畜産と桃、キウイの農家でしたが、徐々に地元レストラン向けのワイン造りを始め、現在では約200ヘクタールのブドウ畑を所有するクストーザ地区最大のワイナリーへと成長しました。近年はヴァルポリチェッラ・クラシコ地区にもワイナリーを所有し、高品質なブドウ栽培に力を入れています。最新技術への投資を積極的に行い、亜硫酸塩の使用量を抑えるなど、健全なワイン造りに取り組んでいます。同社のカ・デル・マーグロは、ガンベロ・ロッソで2008年ヴィンテージから14年連続で最高賞トレビッキエリを獲得している、クストーザを代表する白ワインです。ガルダ湖の南東に位置する標高100～150メートルの丘陵地帯に位置する7ヘクタールの畑で栽培される、平均樹齢40年以上の8品種のブドウを使用しています。土壌は石灰岩と粘土、砂質が混じる氷堆積土壌です。使用するブドウ品種は、ガルガーネガ、トレッビアーノ・トスカーノ、コルテーゼ、インクローチョ・マンツォーニです。収穫は9月初旬から10月にかけて、ブドウの熟度に合わせ品種ごとに行われます。ガルガーネガは全量の4～5%をオークの小樽で約4ヶ月間アルコール発酵、シュール・リーを行います。その他のブドウはステンレスタンクで発酵・熟成させ、その後ブレンドされます。緑がかった麦わら色の外観で、白い花、ゴールデンデリシャス、カリン、桃、レモン、西洋梨といった豊かな果実香と、ほのかなバニラの香りが特徴です。味わいは、伸びやかな酸と豊富なミネラル、古木由来の深い果実味が調和した、コクのある爽やかな辛口です。温度が上がると果実味がより強く感じられます。複雑なアロマと豊かな味わい、そしてエレガントな余韻は、様々な料理との相性を広げます。
2,541 円~
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