ダーレンベルグ ザ・ラフィング・マグパイ シラーズ ヴィオニエ

ザ・ラフィング・マグパイ シラーズ ヴィオニエ

The Laughing Magpie Shiraz Viognier

ダーレンベルグは、1912年にジョゼフ・オズボーンが南オーストラリア州マクラーレン・ヴェイルに畑を購入したことから始まりました。息子のフランクが事業を拡大し、1928年に醸造所を完成させました。その後、フランシス(ダリー)、チェスターと4世代に渡りオズボーン家が経営を引き継ぎ、2012年には創業100周年を迎えました。マクラーレン・ヴェイルは、アデレード・ヒルズ、セリックス・ヒル山脈、セント・ヴィンセント湾に囲まれた変化に富んだ地形と多様な土壌を有する地域です。栽培期間の降雨量は少なく、夏は涼しい風が吹き抜けるという特徴があります。ダーレンベルグは、この地域の特性を活かし、それぞれの品種に適した場所にブドウを栽培しています。ザ・ラフィング・マグパイ シラーズ ヴィオニエは、シラーズに、少量のヴィオニエをブレンドして造られる赤ワインです。オーストラリア原産の、笑い声のような鳴き声を持つ白黒の鳥「クッカブッカ」から、チェスターの娘たちが「ラフィング・マグパイ(笑うカササギ)」と名付けた逸話に由来します。黒ブドウのシラーズと白ブドウのヴィオニエのブレンドを、鳥の白黒の羽に重ね合わせて名付けられました。醸造においては、小ロットのブドウを丁寧に破砕し、開放型の発酵槽に移して、シラーズとヴィオニエを共に発酵させます。発酵途中に足踏みを行い、バスケットプレスで圧搾した後、古樽(フレンチオークとアメリカンオーク)に移して発酵と熟成を完了させます。澱と共に熟成させ、最終ブレンドまで澱引きは行わず、無濾過・無清澄で瓶詰めされます。香りは、黒い果実やプラム、ブラックチェリーなどの黒系果実の芳醇なアロマに加え、ヴィオニエ由来の桃やアプリコットのニュアンスが華やかさを添えています。味わいは滑らかで、酸が全体を引き締めており、豊かで複雑な風味が何層にも重なり合います。長期熟成にも適したワインです。

2,888  円~

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