ノスタルジア・レア・トウニー N.V.
Nostalgia Rare Tawny N.V.
ダーレンベルグは、1912年にジョゼフ・オズボーンが南オーストラリア州マクラーレン・ヴェイルに畑を購入したことから始まりました。息子のフランクが事業を拡大し、1928年に醸造所を完成させ、ヨーロッパへの輸出を開始しました。1943年に孫のフランシス（ダリー）が事業を継承し、1959年にダーレンベルグ名義で初めてワインをリリース。現在は4代目にあたるチェスター・オズボーンが指揮を執り、100年を超える歴史を誇ります。2009年にはオーストラリアワインの知名度向上に貢献したとして「ファースト・ファミリーズ・ワイン」に認定されています。マクラーレン・ヴェイルは、アデレード・ヒルズ、セリックス・ヒル山脈、セント・ヴィンセント湾に囲まれた変化に富んだ地形と多様な土壌を有する地域です。降雨量が少なく、バロッサ・ヴァレーより気温が低いながらも、海からの涼風が吹き抜けるという特徴も持っています。ダーレンベルグはこの土地の個性を最大限に活かし、品種ごとに最適な場所に植樹することで、高品質なワインを生み出しています。ノスタルジア・レア・トウニーは、ダーレンベルグがリリースする最古のワインで、少量生産です。小さな古樽で熟成された最大40もの酒精強化ワインのブレンドで、熟成年数は平均15年以上になります。主にグルナッシュとシラーズが使用されています。2年ごとに少量のグルナッシュ、場合によってはシラーズの酒精強化ワインをブレンドに加えることで、複雑さ、フレッシュさ、力強さ、そして豊かな風味を維持しています。ブドウは木製桶型のバスケット・プレスで圧搾され、丁寧に造られています。ワインは、クルミやローストアーモンド、オークの香ばしい香りに、干しイチジクや洋梨、リンゴなどのドライフルーツの風味、シナモンやトフィー、焦がしバターのニュアンスが複雑に絡み合います。味わいは濃厚でコクがあり、熟成由来のまろやかな甘みが特徴です。
3,300 円~
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