レ・ラニャイエ ロッソ・ディ・モンタルチーノ

ロッソ・ディ・モンタルチーノ

Rosso di Montalcino

「レ・ラニャイエ」は、29歳のリッカルド・カンピノーティ氏が2002年に立ち上げ、畑ごとの個性を表現したワインを造り出しています。ワイン・アドヴォケイトで高評価を受け、ワイン&スピリッツ2021年トップ100にも選出された新進気鋭のワイナリーです。「ロッソ・ディ・モンタルチーノ」は、トスカーナ州モンタルチーノ地区南部、カステルヌオーヴォ・デッラパーテの急斜面にある畑で有機栽培されたサンジョヴェーゼ・グロッソを使用。セメントタンクで自然酵母発酵し、スラヴォニアンオークで24ヵ月熟成。香りに富み、滑らかな口当たりが特徴。リリースから美味しさがあり、熟成ポテンシャルも備えたワインです。

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3件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

赤系果実

赤系果実

2 レッドチェリー
1 ストロベリー
1 ラズベリー
黒系果実

黒系果実

1 ブラックベリー
1 ブラックチェリー
花

2 スミレ
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

1 ハーブ
土・森の下草

土・森の下草

1
1 乾いた土
動物系

動物系

2 レザー
ナッツ

ナッツ

1 クルミ
焦げ臭

焦げ臭

1 火打石
1 ミルクチョコレート
スパイス

スパイス

1 コショウ
1 シナモン
1 クローヴ
1 ナツメグ
1 リコリス

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 クローヴ
1 タバコ
1 石灰

ユーザーコメント

スパイシーさも相まって相当荒々しく感じるが、ポテンシャルも感じられる良ワイン。タンニンは最初の数杯はまったく気にならなかったが、半分過ぎた当たりから知らず識らず舌に蓄積していたタンニンが効いてきて、段々と収斂感が増していく。2日かけて飲めば気にならなそうで、荒々しさも1年後には収まっていそうなので、十分に早飲み用と言える範囲。香りは、ナツメグやリコリス、クローヴといった非常にスパイシーなトップノートがあり、ブラックチェリーやラズベリーの酸味を意識する果実香とミルクチョコレートのような甘いニュアンスとのバランスが良く、他にもスミレやレザー、乾いた土など複雑味も程よく感じられる。口に含むと、香りの印象どおりスパイシーな味わいで、想像以上にパワフル。スパイシーさが酸味を際立たせている感はあるが、果実味も十分に強くバランスは悪くないが、いずれにしても荒々しく、刺々しさは否めない。タンニンは滑らかで最初のうちはまったく存在感を感じないほどだが、蓄積すると収斂感を感じる。余韻もスパイシーだが、柔らかいミネラルも感じられ、刺々しさは無い。

¥.$.

ヴィンテージ:2019年
評価日:2022年12月14日

あまり良い年でないゆえか、ロッソにしても非常にエレガントな作り。だが、口に含むと非常に力強い果実味と酸味があって充実した味わいで、軽やかだが満足感の高い仕上がり。まだ荒々しさもあり、タンニンも軽いが収斂感はやや残っているので、少しタイミングが早いが、1,2年で飲み頃を迎えそう。香りは複雑さはあまりなく、レッドチェリーやストロベリーの赤系果実とスミレの花を中心に、乾いた土やレザーのニュアンスが混じった穏やかで透明感のあるアロマ。味わいも穏やかなタイプと思いきや、強烈な果実味のあるアタックで驚かされる。タンニンも軽く、ボディもミディアムなので、エレガントな印象に変わりないが、しっかりと主張があるワインになっていて非常に良い。アタックの強さに意識が持っていかれているがゆえか、余韻は儚く、少し収斂感を残して終わる。良い年のものもぜひ飲んでみたい。

¥.$.

ヴィンテージ:2017年
評価日:2021年12月22日

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