しっかりと熟成感が出ていて、ブルゴーニュのシャルドネを綺麗に熟成させたような雰囲気があり、ブラン・ド・ブランだろうと分かるシャンパーニュ。調べてみると、最近はピノの15%ほどブレンドしているようだが、この頃はブラン・ド・ブランな模様。抜栓しただけでアロマが漏れ出してくるほど香りは力強く、洋梨のコンポートや黄桃、クレームブリュレ、アップルパイ、そしてリンゴの木などが感じられる。口に含むと、アタックから熟した強い果実味と酸味がバランス良く広がり、熟成による甘味もほのかに感じられる。終盤から余韻にかけては、バニラのような樽由来の甘味も感じられ、余韻は結構しっかりめに甘味を感じる。さらなる熟成も可能そうだが、個人的にはこのくらいの頃合いで十分。2日かけて飲むはずが、美味しすぎて短時間で飲み干してしまった。

ブリュット ミレジメ
Brut Millésime
シャンパーニュ・ポール・グールは、コート・ド・ブランの中心、ヴェルテュ村に本拠地を置くシャンパーニュ・メゾンです。1950年にヴェルテュ村の8つのワイン生産者が集まり誕生しました。120haの自社畑を所有し、その85%でシャルドネを栽培、残りの15%はピノ・ノワールを栽培しています。栽培には環境に配慮したリュット・レゾネを採用。特にシャルドネは、ポール・グールのDNAと謳われ、名だたるグラン・メゾンも認める品質です。彼らはシャルドネの特性を表現するために、樽は使用せず、ドサージュも抑え、シャンパーニュの規定を超える熟成期間を設けています。「ブリュット・ミレジメ」は、ヴィンテージによるセパージュが変わっており、2012年はシャルドネ85%、ピノ・ノワール15%で、2002年などはシャルドネ100%のブラン・ド・ブランで、ドサージュや熟成期間などもヴィンテージに応じて調整されています。
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ヴィンテージ:2002年
評価日:2022年04月02日
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