ネグロアマーロ
Negroamaro
ロッカ・デイ・モリは1870年に設立され、イタリア歴史認定協会によってその歴史が正式に認められた、数少ないワイナリーの一つです。現在は4代目のマルチェッロとマッシミリアーノ兄弟が家族経営で運営しており、プーリアの土着品種、プリミティーヴォ、ネグロアマーロなどを主体にワイン造りを行っています。ブドウは「アルベレッロ・プリエーゼ」という伝統的な仕立て方法で栽培され、これは葉が直射日光を遮り、地面からの反射光でゆっくりと成熟させることを目的としています。収穫はすべて手摘みで、良いブドウのみを選別し、品質の良い年にのみ「ロッカ・デイ・モリ」として瓶詰めされます。フォンテ・インカント ネグロアマーロは、輝きのある濃いルビーレッドの色調で、豊かな赤い果実のフルーティーな香りが広がります。口に含むと、花を思わせるフレイバーがフレッシュに感じられ、黒いベリー、コンポートのブルーベリー、野生のスミレ、土のような香りが複雑さを与えます。また、時間の経過とともに、熟したジャム、ブラックカラント、なめし革、クローヴなどの香りへと変化していきます。このワインは、温度管理の下、スラヴォニア産の大樽で30～45日間発酵と醸しが行われ、その後、樽で約3ヶ月熟成されます。使用されるネグロアマーロは、ギリシャのイオニア地方を起源とする黒ブドウ品種で、プーリア州で広く栽培されています。その名前は、ブドウの濃い色と、ワインのほろ苦さに由来します。
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ネグロアマーロ：100%
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