特売1000円。果実味由来の甘味がかなり強く、カクテルのようなカジュアルさがあるが、金額以上のクオリティで美味。香りは、トップノートにアセロラやサクランボの酸味のある赤系果実の香りから始まり、続いてブラックベリーやスミレ、牡丹の花などの濃厚な香りもあり、火を入れたハーブのニュアンスも感じられる。口に含むと、アタックから熟した果実の甘味を伴う強い果実味があり、若いヴィンテージながら酸味が落ち着いていて、タンニンもほとんど気にならず、純粋に味わいを楽しむことができる。余韻にかけてはチョーキーなミネラルが感じられ、余韻も火を入れたハーブのニュアンスが出てくる。これまで飲んだ特売1000円ワインの中で一番かもしれない。

ヴィラ・モリーノ サン・ヴィート ヴァルポリチェッラ・リパッソ
Villa Molino San Vito Valpolicella Ripasso
リパッソ製法による「ヴィラ・モリーノ サン・ヴィート ヴァルポリチェッラ・リパッソ」は、アマローネの凝縮したブドウ成分を無駄なく利用する製法で、アマローネの搾り滓に別のワインを漬け込み二次発酵させる方法で、ヴァルポリチェッラにさらなる風味やタンニン、酸を加えます。このワインは、1898年創業のワイナリー、サルトーリが造るワインで、イタリアのヴェネト地方に所有するブドウ畑で育ったコルヴィーナ、コルヴィノーネ、ロンディネッラ、クロアティーナのブドウを使用しています。この美しいガーネットレッドのワインは、オーク樽で熟成させ、チェリーやドライフルーツの香りがあり、まろやかでシルキーな果実味が広がり、長い余韻が楽しめます。
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赤系果実

黒系果実

花

ドライハーブ等
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酸味
渋味
余韻の
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ヴィンテージ:2019年
評価日:2023年01月11日
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