ヴァイン・クリフ・ワイナリー プライベート・ストック カベルネ・ソーヴィニヨン

プライベート・ストック カベルネ・ソーヴィニヨン

Private Stock Cabernet Sauvignon

ヴァイン・クリフ・ワイナリーは、アメリカ、カリフォルニア州ナパ・ヴァレーのオークヴィルに本拠地を置くワイナリーです。1871年に創設された歴史あるワイナリーを、スウィーニー家が受け継ぎ、家族経営のブティック・ワイナリーとして運営しています。オーナーのチャック・スウィーニー氏は、ホテル業界での下積みから、アメリカのホテル王として知られるようになったアメリカンドリームを達成した人物です。また、不動産投資ビジネスで長年日本で活動してきた、大の親日家でもあります。疫病などの影響で、20世紀の幕開けとともに一度は消滅したこのワイナリーですが、その後、不死鳥のごとく蘇り、現在では高品質なワインを造り続けることで知られています。カルトワインで有名なワイナリーに隣接し、彼ら自身のワインもナパ・ヴァレー・ワイン・オークションでそれらのカルトワインを上回る金額で落札されるなど、ワイン評論家等からも高く評価されています。「プライベート・ストック カベルネ・ソーヴィニヨン」は、ヴァイン・クリフ・ワイナリーのフラッグシップ・ワインです。オークヴィルの自社畑の中でも、最初の16畝から実るブドウのみを使用しています。畑は、オークヴィルAVA内、シルヴァラード・トレールの東に位置し、急な斜面のテラス状になっている区画や、平らでオークヴィル・ベンチと同じ赤い砂利質の土壌を持つ区画など、合計14の異なる区画で構成されています。5つのカベルネ・ソーヴィニヨンのクローンが植えられており、それぞれがワインにユニークな個性を与えています。急な斜面に植えられたブドウは、栄養分や水分を求めて根を深く張るため、土壌のミネラルを吸収し、結果として収量が制限され、小さな房のブドウが実ります。このため、ワインには凝縮感と独特のアロマが生まれます。ブドウは、フレーヴァーと成熟がピークに達した時点で、早朝に手摘みで収穫されます。ワイナリーでは、機械にかけてヘタや傷んだ実を二重に丁寧に取り除きます。その後、小さなステンレスの発酵タンクに入れられ、発酵が開始される前に3〜4日間のコールドソークを行います。フレーヴァーと色味のバランスが取れると、フリーランワインは丁寧にブドウが除かれ、特別に選んだシャトースタイルのフレンチオーク樽で別々に熟成されます。春になると、その若いワインを注意深くブレンドし、さらに樽の香りと複雑味を加えるためにもう1年熟成させます。こうして、カシス、ブラックベリー、プラム、土壌のアロマがあり、最高級のフレンチオークに由来する杉やアニス、ヴァニラ、ナツメグ、クローヴの香りも感じられるワインに仕上がります。リッチでふくよかな味わいには、バランスの良い酸があり、ベリーやチェリーのアロマと共に、存在感のあるタンニンと長い余韻があります。

29,040  円~

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