シャトー・デスクラン

シャトー・デスクラン

Château d’Esclans

シャトー・デスクランは、フランスのプロヴァンス地方に位置し、その起源は12世紀以前にまで遡る歴史あるシャトーです。2006年にオーナーとなったサシャ・リシーヌ氏は、醸造家パトリック・レオン氏と共に「世界最高のロゼを造る」というビジョンを掲げ、革新的な醸造技術でプロヴァンス・ロゼに革命をもたらしました。シャトーの名を冠した「シャトー・デスクラン」は、自社畑のグルナッシュとロール(ヴェルメンティーノ)から造られるエステートワインです。収穫は涼しい朝に行われ、光学式選果機で厳しく選別したブドウから得られるフリーランジュースのみが使用されます。最大の特徴は、果汁の半分をステンレスタンクで、もう半分を600Lのフレンチオーク樽で発酵・熟成させることです。独自の温度管理システムのもと、8ヶ月間にわたり週2回のバトナージュを行うブルゴーニュ式の醸造方法が、ワインに複雑さと洗練された個性を与えています。淡いピンク色の外観で、花々や赤い果実、ほのかなバニラや洋梨の香りが広がります。口に含むとフレッシュでありながらリッチでクリーミーな質感が感じられ、上品な酸味と果実味のバランスが取れた洗練された味わいが、ミネラルを伴う長い余韻へと続きます。

在庫なし

タイプ

あなたの評価

テイスティングノート

1件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

温暖地の果実

温暖地の果実

1 白桃
加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 シロップ漬けしたリンゴ
焦げ臭

焦げ臭

1 火打石
薬品・化学物質

薬品・化学物質

1 ワックス

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 シロップ漬けしたリンゴ
1 トースト
1 火打石

ユーザーコメント

火打石やワックスの香りが強く、不快ではないが少し劣化しているような印象も受ける。味わいはスモーキーさがやや印象的だが問題は無く、スモーキーなミネラルがこのワインの個性なのだろう。香りは火打石やワックスに大分覆い隠されているが、他にも白桃やシロップ漬けしたリンゴのような甘やかな果実香もある。口に含むと、アタックからしっかりと甘味が感じられる。果実味と酸味は中庸で、甘味のほうが印象的。中盤以降はスモーキーさや程良いトースト感も出てきて、甘すぎず、スモーキー過ぎずの良い塩梅に感じられる。余韻は火打石、トースト、シロップ漬けしたリンゴと、香りから一貫性ある風味が続く。香りの尖った要素がもう少し抑えられると、味わいは優しく品の良いロゼになるのに惜しい。

¥.$.

ヴィンテージ:2022年
評価日:2025年09月08日

購入する

在庫がありません