テヌータ・シルヴィオ・ナルディ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

Brunello di Montalcino

シルヴィオ・ナルディは、1950年にモンタルチーノで1,216haの土地を購入し、ワイナリーを設立。ブルネッロの先駆者として知られ、畑は標高140〜420mの斜面に広がり、大きく3つのエリアに分かれ、西部にはカサレ・デル・ボスコ、東部にはマナキアーラとコロンバイオーロがあります。エミリア・ナルディが1990年に代表者となり、畑とワイナリーの改革を進め、マナキアーラの畑で造ったブルネッロがシルヴィオ・ナルディのシンボルとなりました。スタンダードなブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、標高350メートルの北西部と東部の異なる畑の個性を持ちます。ブドウを手摘みで収穫し、ステンレスタンクでのマセラシオンと発酵後、フランス産オーク樽とスロヴェニア産大樽でそれぞれ12ヶ月熟成し、最低でも6ヶ月間の瓶内熟成を経てリリースされます。

6,380  円~

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アロマチャート

アロマの詳細

加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 ドライブラックベリー
花

1 ドライローズ
1 ポプリ
土・森の下草

土・森の下草

1 腐葉土
焦げ臭

焦げ臭

1 チョコレート

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 ダークチョコレート

ユーザーコメント

非常にポテンシャルを感じる15年ブルネッロ。香りは比較的熟成の進み具合が感じられるものの、味わいは非常にパワフルで、エレガントな造り手と聞いていたが、フドウのポテンシャルがそれを許さなかったんじゃないかという程に圧倒された。2日目は落ち着き、エレガンスを感じることができた。香りは、乾燥させたブラックベリーの凝縮感ある濃厚な果実香を主体に、チョコレートの甘やかさ、腐葉土の複雑さ、ドライローズやポプリの華やかさがバランス良く、要素数は少ないが、多角的で魅力的なアロマ。また、まだ入口だが熟成感もあるアロマ。口に含むと、枯れた印象などまったくなく、濃厚なブラックベリーの果実味に迎えられ、伸びも良く、しばらくの間圧倒されてしまった。酸味は穏やかで甘味もほのかにあり、果実味を主役にバランスのよい味わい。非常にパワフルで骨格もあり、ボディもミディアムフル以上に厚みを感じるが、タンニンは驚くほど滑らかで、意識を向けてもほとんど存在感がなく、収斂感も堆積する感覚もないのには驚かされる。余韻はダークチョコレートのほのかに甘い風味が長く続く。グレートヴィンテージということを差し置いてもクオリティが高く、今後も注目したい造り手にな。

¥.$.

ヴィンテージ:2015年
評価日:2024年03月09日

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