ネゴシアン物だがしっかりとしたクオリティ。熟成状態も良く、まだ少し熟成の余地はあるが、十分にピーク域には達している。香りは、トップノートにアカシアの花の蜜やスイカズラなど、華やかな香りが心地良く、熟した洋梨やカリン、石のような張り詰めたミネラルなども感じられる。口に含むと、熟して凝縮感のある果実味と甘味があり、酸味もしっかりとあって、アタックから終始バランスの良い味わいが楽しめる。終盤にかけてはとろみのあるミネラルやカラメルの熟成感が出てきて、余韻もそこそこに長い。欠点の無い優等生ワイン。

サン・ロマン スー・ル・シャトー
Saint-Romain Sous le Château
ジャック・バヴァールは、元ビストロ経営者のジャック・バヴァール氏によって設立されたドメーヌです。ピュリニー・モンラッシェにあった両親の所有畑は売却済みのため、現在はミクロネゴシアンとして運営し、自ら栽培するブドウに加え、買いブドウも活用しています。その品質は非常に高く、ルフレーブの畑からのシャルドネなども含まれます。サン・ロマン スー・ル・シャトーは、サン・ロマンの中でも特に優れた区画のブドウから造られる、同ドメーヌの白ワインです。専門家の間で高く評価されており、プルミエ・クリュに匹敵する品質と評されることもあります。ワイン造りにおいては、自然なワイン造りを哲学とし、区画に合わせて新樽比率を10~50%に調整することで、畑の個性を最大限に表現しています。12ヶ月間の新樽熟成を経て生まれるこのワインは、シトラスやレモンの花、リンゴといった果実香に加え、ナツメグなどのスパイス香、心地よい樽香が複雑に調和しています。しっかりとしたミネラル感と洗練された後味が特徴で、長く続く余韻を楽しめます。
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シャルドネ:100%
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寒冷地の果実

花

ミネラル

蜜

焦げ臭
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2015年
評価日:2024年11月17日
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