アルマン・ハイツ サン・ロマン コンブ・バザン

サン・ロマン コンブ・バザン

Saint-Romain Combe Bazin

アルマン・ハイツは、ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌに拠点を置くドメーヌです。ハイツ家は1857年から畑を所有していましたが、長年にわたり収穫したブドウをネゴシアンのジョセフ・ドルーアンに販売していました。現当主アルマン・ハイツ氏が醸造学を修めた後、2012年から自社でのワイン造りを開始し、2013年ヴィンテージを初リリースしました。ドメーヌ・ルフレーヴの元醸造家リュドヴィク・ピエロ氏の指導のもと、ビオディナミ農法を実践し、生物多様性を尊重したサステナブルな畑管理を重視しています。「サン・ロマン コンブ・バサン」は、コート・ド・ボーヌの奥座敷とも評されるAOCサン・ロマンから生み出される白ワインです。このアペラシオンは、ムルソーの北、モンテリーとの間の谷奥に位置し、標高が高く(最大420m)、他の地域より冷涼な気候と石灰岩土壌が特徴です。「コンブ・バサン」は、その中の0.5ヘクタールほどの広さを持つ急斜面の区画を指します。ブドウ品種はシャルドネ100%を使用しています。栽培では糖と酸のバランスを重視し、最適なタイミングで手摘みによって収穫されます。醸造工程では、ワインに複雑さと凝縮感を与える目的で、白ワインとしては特徴的な全房発酵を採用しています。軽くプレスされた後、果汁は清澄せずに澱とともにオーク樽へ移され、約10ヶ月間熟成されます。このワインは、柑橘類や白い花を思わせるアロマが際立ち、豊かで引き締まったミネラル感と、フレッシュで活気のある味わいが魅力です。口に含むと力強さと旨味がゆっくりと広がり、クリーミーな余韻が長く続きます。5年から7年程度の熟成も期待できる辛口の白ワインです。

6,980  円~

タイプ

品種

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アロマチャート

アロマの詳細

寒冷地の果実

寒冷地の果実

1 洋梨
1 青リンゴ
花

1 スイカズラ
ミネラル

ミネラル

1 チョーク
ナッツ

ナッツ

1 ヘーゼルナッツ
スパイス

スパイス

1 ジンジャー
1 ベイクドスパイス

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 キャラメル
1 チョーク
1 ヘーゼルナッツ

ユーザーコメント

可もなく不可もなく平均的なブルシャル。ミネラルは豊富でとろみがあり、あと少しだけでもブドウのポテンシャルがあれば化けそう。樽は効きすぎとまではいかないが、ブドウのポテンシャルに対してはややアンバランスで、スパイシーさは少し荒々しく感じられ、果実味よりも樽由来の甘味のほうが粘性に乗って伸びが良い。香りは、トップノートは香ばしさは控えめだがヘーゼルナッツの香りが前面に出ていて樽を感じる。青リンゴや洋梨の爽やかなな果実香、チョーク、スイカズラなど、クラシカルなブルゴーニュらしい香りがありつつも、ジンジャーやベイクドスパイスなどのスパイシーさがやや強く、トータルではモダンな印象を受ける。口に含むと、アタックからとろみを感じるほどの強い粘性が印象的。果実味はアタックこそ強めに感じるものの、酸味や甘味に比べて伸びが無く、トータルでは中庸で、伸びさえあれば味わいのバランスは完璧だった。甘味は強度は低く控えめだが、伸びがあり、余韻にかけてキャラメルの甘い風味も出てきて印象としては強い。余韻は他にもヘーゼルナッツやチョークなども感じられ、非常に長く続く。

¥.$.

ヴィンテージ:2019年
評価日:2025年04月24日

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