ダム・ジャンヌ アルケミル コトー・ブルギニヨン ブラン

アルケミル コトー・ブルギニヨン ブラン

Alchémille Coteaux Bourguignons Blanc

ダム・ジャンヌは、シャンパーニュRM「マリー・クルタン」の当主であり、著名なビオディナミストでもあるドミニク・モロー氏の娘、ジャンヌ・ピオロ氏が2017年に設立したドメーヌです。ブルゴーニュのシャブリ・オーセロワ地区モレーム村に位置し、この地はシャンパーニュ・オーブ地区との境界に接しています。ジャンヌ氏はパートナーと共に、母親から受け継いだビオディナミ農法を創業時から実践し、除草剤や化学肥料を使用せずにブドウを栽培しています。アルケミル コトー・ブルギニヨン ブランは、このドメーヌがシャルドネ100%で手掛ける白ワインです。ワイン名は、ジャンヌ氏が愛飲するハーブ「アルケミル」に由来し、飲む人の心身への良い影響を願う気持ちが込められています。ラベルに描かれたコクリコの花は、彼女がこの畑を初めて訪れた際、一面に咲き誇っていた印象的な光景を表しています。畑は、シャンパーニュ地方に匹敵するテロワールを持つとされる赤色泥灰土壌で構成され、ブドウの樹齢は約20年です。収量は40hl/haに制限されています。醸造においては、手摘みで収穫したブドウを除梗せずに用います。発酵は天然酵母のみを用い、古樽で行われます。その後、50%をクレイアンフォラ、50%をステンレスタンクにて、シュール・リーの状態で約15ヶ月間熟成させます。この際、新樽は使用しません。SO2の使用は最小限に抑え、無清澄・ノンフィルターで瓶詰めすることで、ブドウ本来の個性を活かしています。目指すスタイルは、シャブリとシャンパーニュの中間のような、ピュアで繊細なヴァン・ド・ソワフ(喉の渇きを癒すワイン)です。

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アロマチャート

アロマの詳細

加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 リンゴのコンポート
1 白桃のコンポート
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 パン

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 シェリー
1 パン
1 リンゴの木

ユーザーコメント

自然派の造り手でビオ感が強く、色合いも薄くピンクがかり、澱なのか沈殿物も多い。香りはシンプルで、リンゴや白桃のコンポートのような甘やかな果実香とパンのようなイースト香が感じられる。果実香はしっかりと感じられるものの、口に含むと果実味はやや弱めで、酸味だけは強く、水っぽい印象が強い。余韻はやはりパンのような酵母感とリンゴの木やシェリーのニュアンスがあり、若いヴィンテージながらピークアウトした印象を受ける終わり方。人の手を加えないにしてはブドウのポテンシャルが足らず、不味くはないが、ワインとしての魅力は感じられない。

¥.$.

ヴィンテージ:2019年
評価日:2025年06月06日

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