シャンパーニュに使用が認められるブドウ7品種のブレンドという珍しいシャンパーニュ。確かに普段飲むシャンパーニュとはまったく違う顔をしている。香りのトップノートは、マジパンや焼き菓子など非常にトースティな印象で、味わいや余韻に至るまでトースト感は強い。果実香としては、金柑のような若干のピール感を伴う和柑橘系の香りが特徴的で、ピノ由来と思われるラズベリーのニュアンスも感じられる。他にもサンザシやセージなど、多品種ならではの複雑味がある。味わいも香りのイメージどおり、金柑中心の味わいだが、酸味がかなり強く、果実味やトースト感も強めだが、それでもバランスがとれきれていない。酸味が苦手だから過剰に感じられてしまうので、酸味が好きな人にはちょうどよいバランスなのかもしれない。

7C N.V.
7C N.V.
シリル・ジャニソンが手掛けるジャニソン・バラドンは、フランス・シャンパーニュ地方エペルネに本拠地を置くRM(レコルタン・マニピュラン)です。シリル・ジャニソンは、ブルゴーニュでの修行経験から得た知識をシャンパーニュ造りに活かし、古樹を尊重した栽培や小樽による発酵・熟成など、独自のスタイルを確立しています。また、リュット・アンテグレを採用するなど、環境にも配慮したワイン造りを実践しています。「7C」は、シャンパーニュ地方で認められている7つのブドウ品種をすべて使用したユニークなキュヴェです。ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエに加え、プティ・メリエ、アルバンヌ、フロマントー、ピノ・ブランをブレンドしています。平均樹齢約30年のブドウを使用し、ステンレスタンクで醸造、マロラクティック発酵は行っていません。ドザージュは3g/lと控えめで、生産本数は1720本と希少なシャンパーニュです。シリル・ジャニソンは、フランスのワイン専門誌で「シャンパーニュの未来を担うヴィニュロン8人」に選出されるなど、注目を集める若手生産者の一人です。彼の生み出すシャンパーニュは、その品質の高さから、多くのワイン愛好家から支持されています。
11,352 円~
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アロマチャート
アロマの詳細

柑橘系果実

赤系果実

花

フレッシュハーブ

発酵・乳製品

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果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
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ヴィンテージ:N.V.
評価日:2021年11月02日