さすがのグレートヴィンテージで、非常に力強く複雑なアロマに、強い果実味。タンニンもかなり強いが非常になめらかで、今飲んでも十分楽しめる。カシスやブラックベリーなどの黒系果実に、チョコレート、ココナッツやアーモンド、ヒノキ、リコリスやクミンシードなど豊かで、どの香りも突出することなくバランスが良く、チョコレートやココナッツなど、記載すると甘そうに見えるが、決して甘くない。他のボルドーと比較すると、ヒノキやクミンシードの香りがやや特徴的。余韻にはタバコやローストアーモンドなどスモーキーなニュアンスが長く続く。

シャトー・ラ・トゥール・カルネ
Château La Tour Carnet
シャトー・ラ・トゥール・カルネは、ボルドー地方メドック地区に位置する歴史あるシャトーです。12世紀に起源を持ち、1855年のメドック格付けでは第四級に認定されました。1962年にリプシッツ家が、2000年にはシャトー・パプ・クレマンなどを所有するベルナール・マグレ氏が所有者となり、品質向上に大きく貢献しました。著名なコンサルタント、ミシェル・ロラン氏の指導のもと、栽培・醸造方法を刷新し、近年では評論家から高い評価を得ています。シャトー・ラ・トゥール・カルネは、メドック格付けシャトーの中でもコストパフォーマンスに優れているワインとして知られています。畑は水はけの良い高台に位置し、様々な土壌に合わせてブドウ栽培が行われています。収穫はすべて手摘みで行われ、選果も厳格です。醸造は、木製発酵槽とステンレスタンクを併用し、新樽比率30〜50%で16ヶ月熟成されます。
5,258 円~
生産地
タイプ
アルコール
14.0%
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スパイス

酒類
味わい
ボディ
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甘味
酸味
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余韻の
長さ
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ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2016年
評価日:2020年07月30日