
ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ オー・クロ・パラントゥ
Vosne-Romanée 1er Cru Au Cros Parantoux
メオ・カミュゼは、ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村に本拠地を置く名門ドメーヌです。その歴史は20世紀初頭、コート・ドールの国民議会議員であったエティエンヌ・カミュゼ氏がドメーヌを設立したことに始まります。その後、一族のジャン・メオ氏がドメーヌを継承しますが、彼は当時のド・ゴール政権の閣僚という要職にありました。そのため、畑は折半耕作という形で小作人に任せ、そこでワイン造りを行っていたのが「ブルゴーニュの神様」と称されたアンリ・ジャイエ氏でした。1980年代半ばに折半耕作契約が終了すると、1985年よりメオ・カミュゼはドメーヌ元詰めを開始。 後にジャンの息子であるジャン・ニコラ・メオ氏がドメーヌを引き継ぎ、現在に至ります。ジャン・ニコラ氏は、かのアンリ・ジャイエ氏から醸造に関する指導を受けており、そのスタイルを継承しています。「ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ オー・クロ・パラントゥ」は、このドメーヌを代表するワインの一つです。 リシュブールと並ぶ最上のワインとされ、かつてアンリ・ジャイエ氏が自ら開墾し、そのポテンシャルを見出した畑から造られます。メオ・カミュゼの区画はクリマ北西部に位置し、冷涼な気候によりブドウの成熟が遅く、凝縮感のあるワインを生み出します。 ダークチェリーやブラックベリー、冷たい石などを思わせる複雑なアロマを持ち、しなやかで鋭いタンニンが特徴です。フィニッシュには長く続く余韻があり、偉大なクロ・パラントゥを体現する一本と言えるでしょう。
396,000 円~
タイプ
品種
ピノ・ノワール:100%
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