シャトー・デュ・テルトル

シャトー・デュ・テルトル

Château du Tertre

シャトー・デュ・テルトルは、メドック格付け5級のワインで、ボルドーの格付けシャトーの中でもお値打ちな存在です。近年、所有者のシャトー・ジスクールによる改革により、高品質なワインへの進化が見られ、特に果実味が豊かで力強いアタックが特徴です。ブドウ畑は砂利質土壌で構成され、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドの品種が栽培されています。ワインは手摘みで収穫され、コンクリートタンクや木樽、ステンレスタンクを用いて発酵され、フレンチオークで熟成されます。ラズベリーやスパイスのアロマ、滑らかなタンニン、酸味のバランスが魅力です。シャトー・デュ・テルトルはマルゴー地域に位置し、高台にあるため、特別な気候条件がワイン造りに寄与しています。価格と品質のバランスが取れたワインとして、ボルドーワイン愛好者に支持されています。

6,290  円~

タイプ

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20件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

柑橘系果実

柑橘系果実

1 ベルガモット
温暖地の果実

温暖地の果実

1 メロン
赤系果実

赤系果実

4 ラズベリー
2 プラム
黒系果実

黒系果実

11 カシス
8 ブラックベリー
3 ブラックチェリー
2 ブラックプラム
2 ブルーベリー
1 ブラックオリーヴ
加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 ドライカシス
1 ドライチェリー
1 煮詰めた黒系果実
花

4 ドライローズ
3 ラベンダー
3 バラ
1 ポプリ
1 スミレ
1 赤い花
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

3 ハーブ
2 ローズマリー
1 ローリエ
1 ミント
1 メントール
ドライハーブ等

ドライハーブ等

2 タバコの葉
1 シガー
1 紅茶
1 タバコ
1 干し草
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 シフォンケーキ
1 トースト
1 マロンクリーム
1 ミルク
ミネラル

ミネラル

1 チョーク
1 鰹節
1 岩塩
1 石灰
土・森の下草

土・森の下草

2
1
1 黒鉛
1 焦土
1 トリュフ
1 鉛筆の芯
1 森の下草
1 乾いた土
動物系

動物系

1 レザー
樹木

樹木

4 オーク
1 焦げた木
1 西洋杉
1 サンダルウッド
焦げ臭

焦げ臭

5 コーヒー
2 キャラメル
2 黒蜜
1 ホワイトチョコレート
1 チョコレート
1 スモーキー
スパイス

スパイス

3 スパイス
2 白コショウ
1 黒コショウ
1 クローヴ
1 アニス
1 ナツメグ
1 シナモン
1 バニラ
1 リコリス
1 コショウ
薬品・化学物質

薬品・化学物質

1 樟脳
酒類

酒類

1 クレーム・ド・カシス

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

3 石灰
2 コーヒー
2 タバコ
2 チョコレート
2 薬箱
1 バニラ
1 ミネラル
1 海苔
1 醤油
1 黒鉛
1 ローズマリー
1 黒土
1 カシス
1 ミルクコーヒー
1 甘栗
1 チョーク
1 ドライローズ
1 干し草

ユーザーコメント

綺麗に熟成していてまさにピークを迎えた頃合い。抜栓直後こそ、焦げた木の香りがやや突出して感じられてクオリティを心配したが、すぐに落ち着き良いアクセントになった。ドライカシスの凝縮感のある綺麗に枯れた黒系果実の香りが心地良く、白胡椒や樟脳のようなスパイシーさもやドライローズを中心としたポプリ、そしてタバコやコーヒーがニュアンス程度に感じられ、複雑味に富んでいるわけではないが、十分に魅力的なアロマ。口に含むと、ボディは柔らかくなり、枯れた印象がありつつも干されて果実味や甘味が凝縮されたような濃さがあり、酸味も健在で中々に飲みごたえのある味わい。タンニンは十分に溶け込んでいて、まったく存在感が無いとまでは言わないが、引っかかることはない。余韻はタバコのスモーキーさと薬箱のような熟成香が非常に長く残る。

¥.$.

ヴィンテージ:1996年
評価日:2023年09月02日

個体差かもしれないが、熟成のヒントが感じられる頃合いで、14年ヴィンテージにしては早熟な印象。香りも味わいもバランスが素晴らしく、エレガントながら芯はしっかりとあり、ほのかな熟成感がさらに魅力を加えている。ボトルに溜まっていた香りにメロンのような熟した果実の甘い香りが感じられ、時間が経つと落ち着きのあるコーヒーの香りも楽しめる。他には、ブラックベリーやドライローズ、ローリエ、黒鉛、乾燥させたタバコの葉、わずかに鰹節や醤油のような塩分を感じさせるニュアンスもある。どの要素も突出することなく均整の取れたアロマで、嗅ぐ度に違う表情が見られる。味わいは、丸みを帯びていて、まだ芯を残しつつも穏やかになった果実味と酸味に、熟成感のあるほのかな甘味が感じられる。タンニンは、完全とは言えないまでも、ほとんど溶け込んでいて非常にスムーズ。十分に飲み頃を迎えている。

¥.$.

ヴィンテージ:2014年
評価日:2021年11月07日

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