マス・ボラス
Mas Borrás
トーレスは、スペインを代表する家族経営のワイナリーです。1870年にドン・ハイメ・トーレスによって設立され、バルセロナ近郊のペネデスを拠点に、土地の個性を表現する高品質なワイン造りを行っています。その品質は世界的に認められており、1979年のパリ・ワイン・オリンピックでは、彼らの手掛ける「マス・ラ・プラナ 1970」がボルドーのトップシャトーを抑えてカベルネ部門で優勝し、世界的な評価を確立しました。「マス・ボラス」は、そんなトーレスが手掛ける単一畑のトップキュヴェです。ペネデスの中でも冷涼な地域に位置する標高520mの単一畑「マス・ボラス・ヴィンヤード」で栽培されたピノ・ノワールを使用しています。石灰質土壌で育ったブドウは、ステンレスタンクで一次発酵後、オーク樽でマロラクティック発酵を行います。その後、フレンチオーク樽（新樽40％）で9ヶ月熟成。イチゴのような甘やかなアロマに芳醇なトースト香が重なり、甘い果実味と洗練されたタンニンのバランスがとれた、複雑で充実した味わいが特徴です。
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ピノ・ノワール：100%
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