リラック ルージュ
Lirac Rouge
クロ・デュ・モン・オリヴェは、コート・デュ・ローヌ地方のシャトーヌフ・デュ・パプの古城跡の正面に位置するワイナリーです。近年主流の軽やかなスタイルとは一線を画し、長期熟成に耐えうる、力強くスパイシーでクラシックなスタイルのワインを生み出し続けています。彼らのリラック・ルージュは、ローヌ川右岸のリラック地区にある、サン・ローラン・デ・ザルブル村とサン・ジェニエ・ド・コモラ村にまたがる畑で造られます。レ・コス、レ・テ、ラ・フレシネネッドといった小区画から成る畑は、砂質土壌で、一部区画には赤い珪土と小石が混ざります。収穫したブドウは一部を除梗し、コンクリートタンクで発酵。ルモンタージュやデレスタージュを行いながら、フレッシュさを保つため抽出は控えめにしています。フリーランジュースとプレスジュースは別々に醸造した後、マロラクティック発酵を経てブレンド。その後、95％をフードル、5％をバリック（新樽ではない）で熟成させます。こうして造られるリラック・ルージュは、凝縮した果実味、しっかりとした骨格、力強いタンニンを持ちながらも、非常にしなやかな仕上がりとなっています。
2,970 円~
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