
コルトン・シャルルマーニュ グラン・クリュ
Corton-Charlemagne Grand Cru
ドメーヌ・ド・モンティーユは、17世紀後半からヴォルネイ村に居を構える歴史ある旧家で、1920年後半にフランソワ・ド・モンティーユがドメーヌ元詰めを開始したことからワイン造りの歴史が始まりました。1947年にユベール・ド・モンティーユ氏がドメーヌを相続し、わずか3haだった畑を7ha以上に拡大、モンティーユの礎を築きました。その後、息子のエティエンヌ氏がドメーヌを引き継ぎ、現在に至ります。エティエンヌ氏は、パリの会計事務所勤務を経て、1983年からドメーヌのワイン造りに携わり、2001年に当主となりました。彼はドメーヌの規模を拡大し、ピュリニー・モンラッシェ、ボーヌ、コルトン、ニュイ・サン・ジョルジュなど、数々の銘醸地で畑を取得しています。また、妹のアリックス氏を白ワインの醸造責任者に任命するなど、家族の協力を得ながらワイン造りを行ってきました。現在は、ムルソーの醸造施設でワインを生産しています。ブドウ栽培においては、リュット・レゾネ、有機栽培を経て、ビオディナミ農法を実践しています。コルトン・シャルルマーニュ グラン・クリュは、モンティーユが2004年に購入したレ・プジェと呼ばれる区画から造られています。この区画は、グラン・クリュの中で最も東に位置し、南向きの斜面を持っています。かつてはピノ・ノワールが植えられていましたが、ドメーヌは土壌のポテンシャルを見極め、2005年にシャルドネを接ぎ木しました。樹齢は15年から45年と様々です。土壌は、黄色い泥灰土、薄茶色の粘土、細かい砂利で構成されています。新樽率は30%~40%で、熟成を経て生まれるミネラル感溢れる濃厚で力強い味わいが特徴です。以前は長期熟成が必要とされていましたが、現在は若いうちから香り高く、しなやかなスタイルに変化しています。それでも長期熟成にも十分耐え得るポテンシャルを秘めています。
42,900 円~
タイプ
品種
シャルドネ:100%
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