モンテリー プルミエ・クリュ レ・デュレス
Monthelie 1er Cru Les Duresses
ドメーヌ・ド・モンティーユは、ヴォルネイを本拠地とするブルゴーニュのドメーヌです。かつては3ヘクタールほどの小さなドメーヌでしたが、先代オーナーのユベール氏、そして息子のエティエンヌ氏によって規模を拡大しました。エティエンヌ氏は、パリで会計士として勤務していましたが、1983年からドメーヌのワイン造りに携わり、1995年にはビオロジック農法へと転換しました。2001年にはドメーヌの当主となり、その後も積極的に畑の買収を進め、ピュリニー・モンラッシェ、ボーヌ、コルトン、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュなどに所有地を広げ、大ドメーヌへと成長を遂げました。拡大に伴い、醸造施設をムルソーに移転し、現在はそこでワイン造りを行っています。赤ワインはエティエンヌ氏が、白ワインは妹のアリックス氏が醸造責任者を務めています。モンテリー プルミエ・クリュ レ・デュレスは、0.27ヘクタールの区画で、粘土質石灰岩土壌の斜面中腹に位置しています。シャルドネにとって理想的なテロワールであり、ブドウは非常に早く生育を開始します。1995年からビオロジック、2005年からビオディナミ農法を実践しており、エコサートの認証を受けています。収穫されたブドウは、軽く澱引きされた後、228リットルと600リットルの樽に移され、アルコール発酵とマロラクティック発酵が行われます。新樽比率は5〜20%で、主にアリエ産の軽くトーストされたオークを使用しています。約1年間樽熟成した後、ステンレス・スチール製のタンクに移し替え、フレッシュさとミネラル感を維持しながら、熟成の第二段階へと進みます。ワインはしなやかでバランスが良く、ミネラル感に溢れ、長い余韻が楽しめます。熟成ポテンシャルは3〜5年です。
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シャルドネ：100%
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