イル・ポッジョーネ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

Brunello di Montalcino

テヌータ・イル・ポッジョーネは、19世紀末に創設され、フィレンツェの丘陵地帯に位置する歴史あるワイナリーです。創設者ラヴィニオ・フランチェスキは、サンジョヴェーゼの可能性を見抜き、最新技術を導入したことで知られます。600ヘクタールの敷地には、125ヘクタールのブドウ畑や70ヘクタールのオリーブ畑が広がります。基本理念はブドウの細心の注意と努力であり、研究開発への投資やグリーンハーベストを通じて品質向上に努めています。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノはサンジョヴェーゼ種100%で手摘み収穫。温度管理下で発酵し、フレンチオーク樽で3年間熟成、その後瓶熟成されます。深いルビー色と鮮烈な赤い果実の香り、滑らかなタンニンとバランスの取れた風味が特徴です。

6,200  円~

タイプ

品種

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アロマチャート

アロマの詳細

柑橘系果実

柑橘系果実

1 オレンジの皮
赤系果実

赤系果実

1 レッドカラント
1 アセロラ
1 クランベリー
1 プラム
黒系果実

黒系果実

1 ブラックチェリー
1 ブラックプラム
1 ブラックベリー
1 ブルーベリー
花

1 バラ
1 牡丹
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

1 ローリエ
1 ハーブ
ドライハーブ等

ドライハーブ等

1 紅茶
1 タバコ
土・森の下草

土・森の下草

1 森の下草
1 赤土
動物系

動物系

1 レザー
1 生肉
1 なめし革
焦げ臭

焦げ臭

1 タール
スパイス

スパイス

1 コショウ
1 ナツメグ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 チョーク
1 ブラックチェリー
1 カカオ
1 タバコ
1 石灰

ユーザーコメント

まだ若いので仕方ないことだが、非常に荒々しく樽香も強烈で、タンニンは気にならないがとても早飲みできる造りではない。強烈な酸味を伴う果実味と樽の効きは、長期熟成を見据えればマッチしているが、途中経過を楽しめなさそうなので、ケース買いは勇気がいる。香りは、タバコやタールのスモーキーさとナツメグの強いスパイシーさが特徴的で、ブルーベリーやブラックベリーの果実香もあるが、他の要素は感じにくいほど樽香に占められている。口に含むと、アタックから強烈な酸味があり、果実味も強いが脆く、合わせる料理によっては酸味しか感じられなくなってしまう。終盤は石灰質なミネラルがまろやかさを加えてくれるが、中盤までの印象を覆すまでには至らない。余韻はタバコのスモーキーさがしっかりと残る。タンニンは、1本飲むと流石に舌に堆積した感覚がわずかにあるが、滑らかで収斂感もなく、基本的には気にならない。ただ、やはりまだ樽香が強く、テロワールも感じづらいので、早飲みには向かない。

¥.$.

ヴィンテージ:2016年
評価日:2022年09月07日

香りは力強く、抜栓するとグラスに注ぐ前から複雑なアロマが香ってくる。ブラックチェリーやブラックプラムなど、サンジョベーゼらしい酸味の乗った果実の香りに、生肉やレザーなどの動物性の香り、バラや牡丹の濃厚な花の香り、ローリエ、コショウなど、非常に複雑で香りだけでも楽しめる。口に含むと、果実味が強く、余韻までブラックチェリーの果実味がしっかり残るほどで、酸味も強めだがバランスが取れている。タンニンはこなれていて強くなく、ミディアムボディのエレガントなスタイル。余韻はチョーキーなミネラルと果実味が残り、比較的長い。

¥.$.

ヴィンテージ:2014年
評価日:2021年01月29日

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