カサノヴァ・ディ・ネリ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

Brunello di Montalcino

カサノヴァ・ディ・ネリは、1971年に創設されたモンタルチーノの家族経営ワイナリーで、ジョヴァンニ・ネリ氏によって設立されました。現当主ジャコモ・ネリ氏の情熱と専門知識により、モンタルチーノの最高のエリアに広がる135エーカーのブドウ畑では、収穫量を抑えた剪定が行われ、素晴らしいワインが生み出されています。こちらの「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」は、北東部にあるカンティーナ側の畑のブドウを使用します。畑の特徴は冷涼な気候とガレストロ土壌で、樹齢の古いブドウが品質を支えています。円錐形のステンレスタンクで自然発酵させた後、3~4週間のマセラシオンを行い、大樽にて42ヶ月熟成されます。ワインスペクテーター誌の「ワイン・オブ・ザ・イヤー2017」にて、2012年ヴィンテージが4位に選ばれた素晴らしいキュヴェです。

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アロマチャート

アロマの詳細

赤系果実

赤系果実

1 赤系果実
1 プラム
1 モレロチェリー
黒系果実

黒系果実

2 カシス
2 ブラックチェリー
2 ブラックベリー
花

1 バラ
1 スミレ
1 ポプリ
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

2 ローズマリー
1 タイム
ドライハーブ等

ドライハーブ等

1 タバコ
土・森の下草

土・森の下草

1
動物系

動物系

1 なめし革
1 生肉
1 レザー
1 燻製肉
樹木

樹木

1 トーストしたオーク
焦げ臭

焦げ臭

2 チョコレート
1 コーヒー
スパイス

スパイス

1 スパイス
1 黒コショウ
1 リコリス
1 ナツメグ
1 白コショウ

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 カカオ
1 カシスリキュール
1 コーヒー
1 モレロチェリー
1 ブラックチェリー
1 薬箱

ユーザーコメント

14年はあまり良いヴィンテージではなかったために、上級キュヴェを造らず、このスタンダードキュヴェに上質なブドウを回した特別なヴィンテージ。その甲斐あってグレートヴィンテージをも凌ぐポテンシャルを持った素晴らしいワインに仕上がっている。香りの複雑さも然ることながら、口に含むんでからの果実味や旨味の伸びが凄まじく、尻上がりで強度が増していき、余韻も永久的に続くかと思うくらい強く長い。香りは、トップノートはモレロチェリーのわずかに熟成のヒントが感じられる果実香から始まり、ローズマリーやポプリの華やかなドライハーブの香りやコーヒー、チョコレート、レザー、鉄、ナツメグなど、複雑な香りがバランス良く感じられる。口に含むと、アタックこそ控えめな印象から始まるものの、果実味がジワジワと力を増していき、中盤に差し掛かる頃にはグレートヴィンテージを思わせるポテンシャルの高さを感じさせ、そこから終盤までのさらなる伸びは、グレートヴィンテージをも凌ぎ、ヴィンテージを問わない畑自体のポテンシャルを感じさせてくれる。そのままどこからが余韻なのかも分からないほどモレロチェリーの風味がコーヒーの風味とともに心地良く続く。

¥.$.

ヴィンテージ:2014年
評価日:2025年03月09日

樽香はかなり強いが、口に含むと驚くほどの果実味の強さと伸びがあり、ロースト感がかき消されるほどで、味わいには荒々しさは感じない。また、ボディもミディアム程度、酸味もシャープで樽香を除けばエレガント寄りの造りにも感じられ、飲み疲れない。香りは、トップノートから樽香全開で、燻製肉とローズマリーのステーキ感が強く、その奥には瑞々しいブラックチェリーやカシス、タイムなどの爽やかさがあり、ラストノートには白胡椒やタバコなどの再度樽香が帰ってくる。口に含むと、アタックの時点でも果実味は強烈だが、そこからさらにグングンと伸びてきて、驚くほどのポテンシャルを感じさせてくれる。酸味も強く、キレが良くて飲み疲れない。タンニンはまだ少し存在感があるが、重くはなく、収斂感も無いのでそこまで気にならない。余韻までブラックチェリーの果実味が続き、薬箱のような少し熟成感のある風味も出てくる。味わいの完成度は高いが、香りは少し樽香が強く、タンニンもまだ溶け込んでいないので、果実味を楽しむにしてももう少し寝かせてからで良く、熟成ポテンシャルも高いので、今後にさらに期待できる一本。

¥.$.

ヴィンテージ:2016年
評価日:2023年11月19日

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