カベルネ主体のスーパータスカンだが、相変わらずサンジョベーゼを強く感じさせるワインで、トスカーナのサンジョベーゼのクオリティの高さを物語っているかのよう。グレートヴィンテージらしくポテンシャルを感じさせる味わいで、果実味の強さと伸びは凄まじく、樽由来のパワフルさではなく、ブドウ由来のパワフルさに圧倒される。香りは、トップノートにマラスキーノチェリーや砕いたチェリーのような、溌剌とした酸味が溢れてくるようなチャーミングな果実香から始まり、ローズマリーやドライローズなどのハーブ香も強く、他にもインク、血、黒コショウなど、カベルネ、サンジョベーゼ、メルロ、そして樽香のバランスが良いアロマ。口に含むと、アタックから果実味が全開で、酸味も強く、インパクトの強い味わいが広がる。ブドウ由来の甘味もあるにはあるが、果実味や酸味の強さに押され、かなりドライに感じられる。タンニンは滑らかで、完全に溶け込んだとは言えないまでも、このヴィンテージにしては十分すぎるほど馴染んでいる。余韻には薬箱やタバコの少しスモーキーな風味が加わりつつ、マラスキーノチェリーの果実味が永遠に続くかのように非常に長く残る。

サンマルコ
Sammarco
サンマルコは、カステッロ・デイ・ランポッラがイタリアのキャンティ・クラシコ地区で生み出したカベルネ・ソーヴィニヨン主体のスーパータスカンです。カステッロ・ディ・ランポッラは、「Conca d'Or(黄金の谷)」と呼ばれるバンザーノ渓谷南部に畑を所有し、1964年から先代によって高密植や収量制限など近代的な栽培手法が実践されてきました。現在もビオディナミ農法やアンフォラの採用など、先進的なアプローチに挑戦しています。また、カステッロ・ディ・ランポッラはキャンティ・クラシコ地区で初めてカベルネ・ソーヴィニヨンを植えたワイナリーであり、この地のスーパータスカンの先駆けとなったのがこのサンマルコです。サンマルコもサッシカイアやソライアを生み出した伝説のエノロゴ、ジャコモ・タキス氏の監修を受けていますが、その価格は未だリーズナブルで、「イタリアのハイエンド・ワインの中で、唯一にして最大のバリューを持つ」と評価される、コストパフォーマンス抜群のワインです。
9,020 円~
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加工・ドライフルーツ

花

フレッシュハーブ

土・森の下草

動物系

ナッツ

樹木

焦げ臭

スパイス

薬品・化学物質
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2016年
評価日:2025年03月20日
カベルネ・ソーヴィニヨン主体にサンジョベーゼとメルロをブレンドしたスーパータスカンだが、サンジョベーゼ主体?ブルネッロ?という印象を受けたワイン。全体を通してエレガントに、フィネスを感じるワインで、13年のスーパータスカンにはもう少しパワフルさを期待していたが、これはこれで良いワイン。香りは、ブラックチェリーやチョコレート、インク、黒胡椒、リコリス。また、ブラックオリーブや銀杏のような独特なニュアンスもある。ミディアムボディで、果実味は強くはないが、チョコレートで覆われたチェリーのような、チョコレートのニュアンスの隙間からチェリーの酸味がしっかりと感じられる。ブドウの力というより、ワイン作りの力を感じるワインといった印象。タンニンは中庸で、こなれてきているがあと一歩という具合。

¥.$.
ヴィンテージ:2013年
評価日:2021年05月04日