カヴァロット バローロ ブリッコ・ボスキス

バローロ ブリッコ・ボスキス

Barolo Bricco Boschis

カヴァロットは、1928年創業のバローロの名門ワイナリーです。5世代にわたり家族経営を続け、現在はジュゼッペ氏が当主を務めています。ワイナリーはバローロの中心に位置するカスティリオーネ・ファレット村にあり、周囲を畑が取り囲んでいます。中でも単独所有クリュのブリッコ・ボスキスは、バローロで初めて有機栽培が導入された歴史的な畑です。丘の頂上に位置し、日当たりや水はけが良く、ブドウ栽培に最適な条件を備えています。カヴァロットでは、化学農薬や除草剤を極力使用せず、自然と共生する農法を実践しています。収量も厳しく制限し、凝縮感のあるブドウを収穫しています。醸造においても伝統的な手法を重視し、自然酵母を用いた発酵やスラヴォニアンオークの大樽での長期熟成を行っています。ブリッコ・ボスキスから生まれるバローロは、カヴァロットを代表するワインです。しっかりとした骨格を持ちながら、酸とタンニンのバランスに優れたエレガントなスタイルが特徴です。複雑で芳醇な香りと長い余韻が楽しめる、長期熟成にも向いたワインです。

11,350  円~

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アロマチャート

アロマの詳細

赤系果実

赤系果実

1 クランベリー
1 ザクロ
花

1 バラ
土・森の下草

土・森の下草

1 トリュフ
1
ナッツ

ナッツ

1 アーモンド

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

ユーザーコメント

クラシカルバローロの造り手カヴァロットのスタンダードキュヴェ。数年前にも同じく12年だったかその前後のヴィンテージを飲んで、タンニンの収斂性が物凄く記憶に残っているが、16年を買ったので12年に再チャレンジした結果、タンニンはまだ少し収斂感があるものの、飲めないほどではない頃合いだった。香りにはトリュフのような熟成香も感じられるが、クランベリーやザクロのような酸味を感じる活き活きとした果実香が主体で、アーモンドのカラッとしたニュアンスやバラの香りがある。最初はトリュフや土のアーシーなアロマという印象だったが、時間が経つにつれ、バラの香りが力強さを増し、華やかな香水のようなアロマという印象に変わる。口に含むと、クランベリーのしっかりとした果実味と酸味を感じるが、香りの印象よりは穏やかになり、熟して甘味が出てきている。タンニンは重みはないが、収斂感が少し気になるので、飲み頃というにはあと数年ばかり足らない。余韻は非常にあっさりと引けてしまうが、香りと味わいの完成度が高いためか、不思議と物足りなさは感じない。飲み頃はまだ先だが、今でも十分にポテンシャルを感じられ、楽しめる頃合いではある。

¥.$.

ヴィンテージ:2012年
評価日:2021年07月21日

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