ポール・ガローデ モンテリー レ・シャン・フリオ

モンテリー レ・シャン・フリオ

Monthelie Les Champs Fulliot

ポール・ガローデはモンテリーを代表する生産者で、モンテリーの名を広く世に知らしめた「モンテリーの祖」と呼ばれています。かつてはコント・ラフォンの契約農家も努めており、コント・ラフォンの影響を受けた芳醇で余韻の長い複雑なワインを造ります。「モンテリー レ・シャン・フリオ」は、ヴォルネイの1級畑クロ・デ・シェーヌに隣接する畑で、赤ワインであれば1級畑を名乗れる畑ですが、ガローデの区画は石切場の跡で石灰質が強く、シャルドネの栽培に理想的なため、ポール・ガローデは村名に格下げしてでもシャルドネを栽培することに決めました。完熟したブドウを収穫し、12〜18ヶ月熟成。ミネラリーで背筋のピンと伸びたワインです。

7,880  円~

タイプ

品種

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アロマチャート

アロマの詳細

柑橘系果実

柑橘系果実

1 グレープフルーツ
1 ライム
1 ライムの皮
寒冷地の果実

寒冷地の果実

1 カリン
花

1 スイカズラ
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

1 ライムの葉
発酵・乳製品

発酵・乳製品

1 カスタードクリーム
1 シフォンケーキ
ミネラル

ミネラル

1 チョーク
蜜

1 蜂蜜
ナッツ

ナッツ

1 ヘーゼルナッツ
酒類

酒類

1 洋梨のリキュール

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 カスタードクリーム
1 石灰
1 蜂蜜
1 チョーク
1 バニラ
1 ヘーゼルナッツ
1 濡れた石

ユーザーコメント

15年ヴィンテージが熟成にも耐えて非常に良かったので、19年も試してみたが、やはりブドウのポテンシャルは高く、こちらももう5年くらいは熟成できそう。現時点では、果実味が中盤以降ミネラルと樽由来の甘味にわずかに押し負けているが、もう少し熟成を経て凝縮感が出ると完璧なバランスになるだろう。それでも現時点でも美味なワインであることは変わらない。香りは、カリンやライム、グレープフルーツの果実香が非常に強く、樽香を覆い隠すほどで、ライムはその皮や葉まで想像させるほどに存在感がある。樽香はヘーゼルナッツのナッティなふくよかさがあり、砕いたチョークのようなミネラル感もトップノートからラストノートまではっきりと感じられる。口に含むと、アタックはかなり強めの果実味と酸味で、熟したライムとカリンの味わい。中盤からはミネラルのとろみと厚みが印象的で、それに乗って樽由来の甘味が伸びてくる。そのせいか果実味の伸びはイマイチで、終盤から余韻にかけては、ミネラルと樽由来の風味が支配的になる。余韻は、まず濡れた石やチョークなどのミネラルが感じられ、徐々にヘーゼルナッツやバニラの甘味が広がり、非常に長く続く。

¥.$.

ヴィンテージ:2019年
評価日:2025年10月06日

熟成のピークに開けることができて非常に満足度の高いワインだった。香りは熟成感が強く、洋梨のリキュールやカスタードクリーム、蜂蜜、シフォンケーキなどの熟成による上品な甘さを主体に、スイカズラの爽やかさが感じられてバランスが良い。口に含むと、熟して甘味を伴う充実した果実味に、しっかりとした酸、そして厚みのあるミネラルと味わいもバランスに優れ、非の打ち所がない。余韻も長く、石灰、カスタードクリーム、蜂蜜など、程よい甘味で心地良い。

¥.$.

ヴィンテージ:2015年
評価日:2024年02月22日

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