9年熟成だが外観からしてもまだまだ若く、荒々しさすら感じるほど。果実味と酸味が物凄く強く、アタックから圧倒され、熟成ポテンシャルの高さを感じさせる。香りは、グレープフルーツやレモングラスなどの柑橘系をベースに、パッションフルーツやヨードの少し臭みっぽい癖のあるノートもアクセント程度に効いていて、アカシアやヘーゼルナッツも穏やかに感じられる。口に含むと、アタックから強烈な果実味を感じ、続いて強烈な酸味が広がるが、果実味の伸びが良く、最後まで果実味と酸味が競い合っているような勢いを感じる。粘性も高く飲みごたえがある。余韻には少しだけ海を思わせるヨードのニュアンスと火打ち石を液化させたようなオイリーなミネラル感がある。

サン・トーバン プルミエ・クリュ アン・レミリー
Saint-Aubin 1er Cru En Remilly
シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェは、17世紀に建てられた歴史ある城館を擁するワイナリーです。1950年代には高い名声を誇っていましたが、その後所有者が変わり、一時期は低迷していました。しかし、2002年にドメーヌ・ド・モンティーユのエティエンヌ・ド・モンティーユ氏が支配人に就任すると、ビオロジックやビオディナミ農法への転換など、改革を断行。ワインの品質は劇的に向上し、シャトーは再び名声を取り戻しました。2012年にはド・モンティーユ家がシャトーを購入し、現在はド・モンティーユのラベルで生産されています。「サン・トーバン プルミエ・クリュ アン・レミリー」は、特級畑シュヴァリエ・モンラッシェのすぐそばに位置する、サン・トーバン屈指のプルミエ・クリュ畑で、ル・モンラッシェと地続きの優れたテロワールを有しています。このワインは、アカシアの花、レモン、洋梨、蜂蜜、ヘーゼルナッツなどのアロマに加え、スモーキーなニュアンスとピュアなミネラルのフレーバーが特徴です。凛とした気品を備えた味わいは、ピュリニー・モンラッシェを彷彿とさせると評されています。
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シャルドネ:100%
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アロマの詳細

柑橘系果実

トロピカルフルーツ

花

フレッシュハーブ

ミネラル

ナッツ
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

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ヴィンテージ:2013年
評価日:2022年03月30日
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