サン・トーバン プルミエ・クリュ
Saint-Aubin 1er Cru
メゾン・アンリ・ボワイヨは、ブルゴーニュ地方ヴォルネーに本拠地を置くワイナリーです。1885年に設立され、長い歴史を持つボワイヨ家は、ヴォルネーで最も古い家系のひとつに数えられます。現在は5代目当主アンリ・ボワイヨと、その息子ギヨームがドメーヌを運営しています。アンリは完璧主義者として知られ、ピュリニー・モンラッシェとヴォルネーを中心に約16haの畑を所有し、高品質なワイン造りに情熱を注いでいます。1996年には、ネゴシアン事業としてメゾン・アンリ・ボワイヨを設立。プルミエ・クリュやグラン・クリュといった上位格付けのワインは、テロワールの個性を最大限に表現するため、各畑1生産者からのみブドウまたは果汁を購入しています。メゾン・アンリ・ボワイヨのサン・トーバン プルミエ・クリュは、コート・ド・ボーヌ地区、サン・トーバン村のプルミエ・クリュ（一級畑）で収穫されたシャルドネ100%から造られる辛口白ワインです。グラン・クリュ街道から奥まった場所に位置する畑のため、ピュリニー・モンラッシェに近い高品質でありながら、比較的手頃な価格で入手できるのも魅力です。平均樹齢40年のブドウを使用し、350Lの樽で発酵と熟成を行います。新樽比率は50%です。2017年ヴィンテージからは、シャンパーニュ式の縦型圧搾機を導入し、よりピュアで澄んだ果汁の抽出が可能となりました。また、発酵には野生酵母のみを使用しています。熟成においては、通常よりも大きい350〜600リットルの樽を使用することで、ワインと樽の接触面積を少なくし、緩やかな熟成を促しています。滓引きと清澄、軽い濾過の後、瓶詰めされます。
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シャルドネ：100%
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