かなりエレガントなブルネッロ。熟成感はまだ無く、タンニンもまだ存在感がある。香りは、トップノートにミルクチョコレートのような優しい甘さが感じられ、レッドチェリーのチャーミングな香りとボイセンベリーのしっかりめのベリー系果実香、スミレの花の香りを中心に、シガー、紅茶、ナツメグの香りもほのかに感じられる。口に含むと、香りの印象どおり溌剌とした酸味を感じられるチャーミングなチェリー系の味わいで、果実味は中庸、ボディもややライト寄りのミディアムでエレガントな味わい。トップノートは甘さが印象的だったが、味わいには甘味はあまり感じない。タンニンは滑らかだが、舌に堆積する感覚はわずかにあり、まだ飲み頃とは言い難い。余韻までレッドチェリーの果実味は持続性があり、ナツメグのスパイシーさも出てくる。

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ ラ・カーサ
Brunello di Montalcino La Casa
カパルツォ社は、トスカーナの名門で、モンタルチーノ、マレンマ、キャンティ・クラシコにそれぞれワイナリーを構えています。中核ブランドの「カパルツォ」は、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノのエリアに200haの広大な敷地を持ち、その90haでブドウを栽培を行っています。1960年代後半に醸造設備を整備してからは、常にその次代の先端技術を取り入れ、必要とあらば樽のサイズや熟成期間を見直すなど、新しい試みを続け、今日では年間45万本のワインを生産しています。また、1974年に「ラ・カーサ」と「ラ・カドゥータ」を手に入れたことで、他のワイナリーよりもいち早く単一畑のブルネッロ・ディ・モンタルチーノを造り始めた先駆者でもあります。「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ ラ・カーサ」は、カパルツォの誇る単一畑「ラ・カーサ」のブドウで造られるワインで、「ラ・カーサ」は、モントーソリの南西向き5haの畑で、砂、粘土、ガレストロが混ざる複雑な土壌から成ります。唯一無二のテロワールの結晶であり、カパルツォの名を知らしめた名品です。
12,265 円~
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サンジョベーゼ:100%
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ヴィンテージ:2013年
評価日:2023年12月15日