ムニエ60%、ピノ30%、シャルドネ10%のアッサンブラージュで外観も少しピンクがかっており、樽は程良いながらふくよかで飲みごたえは十分にある。香りは、トップノートのブリオッシュとスイカズラの香りが心地良く、ブリオッシュは強すぎず、されどラストノートまでしっかりと続く。果実香もパイナップルや白桃など、やや南国系にも感じられるしっかりとしたトーンで、レモンピールのピール感も強い。口に含むと、アタックから強い果実味と酸味、程良い甘味のバランスが良い。中盤までは樽の要素はあまり感じられないスッキリとした味わいで、余韻にかけてブリオッシュキャラメルの風味が戻ってくる。それでもロースト感も甘味もほのかで、驚くほど長く心地良い余韻が楽しめる。金額もリーズナブルで、ブラン・ド・ノワールが好きならオススメできるシャンパーニュ。

MCM 32 N.V.
MCM 32 N.V.
イヴ・ジャックは、1932年にコート・デ・ブラン近郊のバイィ村で歴史が始まったシャンパーニュ・メゾンです。長年にわたり持続可能な農法を実践し、シャンパーニュの持続可能なぶどう栽培(VDC)と高い環境価値(HVE)の二重認証を取得するなど、テロワールを尊重したワイン造りを行っています。「MCM 32」は、ワイナリーの歴史を象徴する特別なキュヴェです。MCMはローマ数字で1900を意味し、「1932」は創業年を表しており、世代を超えて受け継がれる情熱が表現されています。本拠地バイィ村とヴァレ・ド・ラ・マルヌの粘土質土壌で育つピノ・ムニエを主体に、コート・デ・バールのピノ・ノワールとコート・デ・セザンヌのシャルドネが巧みにブレンドされています。醸造においては、100%手摘みで収穫したブドウを厳格に選果します。ステンレスタンクを用いて低温でアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、瓶詰め前に澱とともに3ヶ月間熟成させることで、味わいに深みを与えます。その後、最低でも24ヶ月にわたる瓶内熟成を経てリリースされます。白桃やアプリコット、エキゾチックな果実の華やかなアロマに、バラやスミレを思わせるフローラルなニュアンスが重なり、シャルドネ由来の心地よい酸が全体の調和を生み出しています。
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ヴィンテージ:N.V.
評価日:2025年08月30日
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