
シプレ・ド・クリマン
Cyprès de Climens
シャトー・クリマンは、1855年の格付けでソーテルヌ&バルサックのプルミエ・クリュ・クラッセに認定された、ボルドー地方バルザックに位置する歴史あるシャトーです。そのエレガントなワインから「バルサックの領主」の愛称で親しまれています。1971年よりリュシアン・リュルトンが所有し、現在は彼の娘であるベレニス・リュルトンがシャトーを継承し、ワイン造りに情熱を注いでいます。2010年からはビオディナミ農法へ転換し、テロワールを尊重したワイン造りを行っています。シャトー・クリマンのセカンドワインである「シプレ・ド・クリマン」は、甘く豊かなアロマを持つエレガントな甘口ワインです。標高12m、30haの畑は、ヒトデ石灰岩の下層土に粘土質で鉄分を含む赤い砂という土壌で、セミヨンのみが栽培されています。平均樹齢35年のブドウを手摘みで収穫し、収量を13hl/haに制限することで、凝縮感のあるブドウを得ています。収穫されたブドウは、1日もしくは半日ごとに選果され、25℃で樽発酵が行われます。その後、フランス産バリック(新樽比率35~45%)で20~24ヶ月熟成されます。シャトー・クリマンは、歴史と伝統を受け継ぎながら、ビオディナミ農法を取り入れるなど、常に進化を続けるワイナリーです。シプレ・ド・クリマンは、その精神を体現した、エレガントで魅力的な甘口ワインと言えるでしょう。
4,785 円~
生産地
タイプ
品種
セミヨン:100%
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