アルト・アディジェの土着品種ラグレイン100%の珍しいワイン。非常に野性味が強く、ワイルドベリーの尖った酸やバーベキューのようなロースト感が強く、ルバーブや紅芋を思わせるベジタブルな面もあり、個性的なワイン。野菜ジュースに野性味を足したようなイメージ。香りは、まずワイルドベリーの強烈な酸味を感じさせる果実香が飛び込んできて、すぐにバーベキューのようなジビエを焼いているような野性味あるロースト香が感じられる。また、紅芋を焚き火で焼いているようなデンプン質な香りやルバーブのジャムのようなベジ香もはっきりと感じられる。口に含むと、香りの印象どおり、アタックからワイルドベリーの強烈な酸味が感じられ、中盤からは紅芋のような甘味が出てきて、合わせてルバーブジャムのような味わいになっていく。タンニンはあまり重くはないが少し存在感がある。余韻もワイルドベリーに紅芋のニュアンスだが、酸味のせいかキレ良くすぐに引く。かなり人を選ぶワインだと思う。

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アロマチャート
アロマの詳細

温暖地の果実

赤系果実

植物・野菜

土・森の下草

動物系

樹木

スパイス
味わい
ボディ
ライト
フル
果実味
弱い
強い
甘味
ドライ
甘い
酸味
弱い
強い
渋味
弱い
強い
余韻の
長さ
短い
長い
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2016年
評価日:2024年11月22日