コク系だが、甘すぎるでもロースト感が強すぎるでもなく、飲み疲れない。気軽に飲むには満足感のあるシャンパーニュだと思う。甘すぎないのだが、ややバニラのニュアンスが強く感じられ、個人的にはもう少し控えめなほうが嬉しい。そのせいで、樽化粧で体裁を整えているだけで完成度は高くはないと思ってしまう。香りは、グレープフルーツとその皮の柑橘系果実がしっかりとあり、これがバニラ香を和らげてくれる。他にもマカダミアナッツやトーストの香り。味わいの印象も香りから連想されるとおりの味わいで、甘味もはっきりと感じられ、グレープフルーツの皮のような苦味もほんのりと感じられる。余韻にかけて砕いた石のようなミネラルと蜂蜜のニュアンスが出てきて比較的長く続く。

ブリュット N.V.
Brut N.V.
シャンパーニュ・バロン・ド・ロートシルトは、シャトー・ムートン・ロートシルト、シャトー・ラフィット・ロスチャイルド、シャトー・クラークを所有する3つのロスチャイルド家によって設立されたシャンパーニュメゾンです。250年以上の歴史を誇るロスチャイルド家の功績と精神的価値を象徴するシンボルとして、高品質なシャンパーニュ造りを目指しています。メゾンが理想とするのは、フレッシュさ、純粋さ、フィネスを備えたエレガントなシャンパーニュ。そのために、グラン・クリュ、プルミエ・クリュの中でも選りすぐった区画のシャルドネとピノ・ノワールのみを使用しています。特にシャルドネは、メゾンのスタイルを反映する重要な品種として位置付けられ、生産量の70%を占めています。醸造においては、ピュアで上質な果汁を得るため一番搾りの果汁のみを使用し、スタンダード・キュヴェにも40%以上のリザーヴワインを贅沢にブレンド。テロワールやワインの個性を尊重するため、ドサージュは控えめにしています。メゾンを代表するフラッグシップであるブリュットは、コート・デ・ブラン地区のシャルドネと、ヴェルズネイ、アイなどから収穫したピノ・ノワールをアッサンブラージュした、バランスのとれた味わいが特徴です。柑橘やリンゴなどのピュアな果実味に、ナッツやはちみつのニュアンス、爽やかな酸とミネラル感が調和した、気品溢れるシャンパーニュに仕上がっています。
4,400 円~
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柑橘系果実

寒冷地の果実

花

発酵・乳製品

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甘味
酸味
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余韻の
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ヴィンテージ:N.V.
評価日:2021年01月16日