柑橘系のすっきり爽やかなワインだが、ほのかな樽香としっかりとした果実味があり、飲みごたえもそこそこ。香りのトップノートは、ジンジャーのようなニュアンスを感じ、レモンキャンディやグレープフルーツ、ほのかにミントのようなハーブ、そしてわずかにトースト香がある。口に含むと、熟したレモンのようなしっかりとした果実味と、それにバランスした程よい酸味があり、さらに厚みのあるミネラルが甘味にすら感じられ、果実味とマッチして見事な味わいになっている。余韻も濡れた石やチョークのミネラリーな風味が長く残る。欠点がなく素晴らしいワインだった。

グレコ・ディ・トゥーフォ
Greco di Tufo
1878年創業。カンパーニアワインの歴史を築いたカンパーニアを代表するワイナリー、マストロベラルディーノ。第二次世界大戦以降、国際ブドウ品種への植え替えが進む中、カンパーニアの伝統的なワイン造りの歴史を守るため尽力しました。「グレコ・ディ・トゥーフォ」は、古代ギリシャ時代から存在するとされる土着品種、グレコ種を100%使用した辛口白ワインです。マストロベラルディーノの「グレコ・ディ・トゥーフォ」は、ステンレスタンクで20日間の発酵を行い、ニュートラルな味わいで幅広い料理と相性が良いのが特徴です。洋ナシや蜜柑のアロマが広がり、白い花と蜂蜜のニュアンスが感じられ、口に含むと果実のふくらみと適度な厚みがあります。
3,060 円~
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品種
グレコ:100%
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アロマチャート
アロマの詳細

柑橘系果実

寒冷地の果実

温暖地の果実

加工・ドライフルーツ

花

フレッシュハーブ

蜜

樹木

スパイス
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2018年
評価日:2021年06月07日