シャトー・ソシアンド・マレ

シャトー・ソシアンド・マレ

Château Sociando-Mallet

シャトー・ソシアンド・マレはフランスで人気のあるワインで、メドックの格付けが見直されれば3級以上に上がるだろうと言われる非常に高い評価を受けるシャトーです。クリュ・ブルジョア格付けではかつてトップシャトーとされましたが、「格付けシャトーでもブルジョワシャトーでもなく、ソシアンド・マレである」として、2003年から格付けを返上しました。品質の秘訣は優れた畑条件と伝統的な製法にあり、少なくとも樹齢15年以上の樹のブドウのみから造られるワインは色濃く、タンニンが強く、寝かせて楽しむことができるボルドーワインらしいワインになります。ソシアンド・マレは、タイユヴァンやロブションなど多くのレストランでサーブされ、フランス国内で高い評価を受けています。シャトーはクリュ・ブルジョワの格付けに納得せず、独自のポジションを貫いており、通好みのワインとして愛されています。

5,470  円~

タイプ

あなたの評価

テイスティングノート

30件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

柑橘系果実

柑橘系果実

1 ベルガモット
赤系果実

赤系果実

2 プラム
1 ラズベリー
黒系果実

黒系果実

25 カシス
9 ブルーベリー
5 ブラックベリー
4 ブラックチェリー
1 ベリー
1 ブラックオリーヴ
加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 ジャム
1 煮詰めたブルーベリー
花

3 スミレ
2 アカシア
1 バラ
1
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

2 ミント
2 火を入れたハーブ
1 タイム
1 メントール
1 オレガノ
ドライハーブ等

ドライハーブ等

3 タバコ
1 シガー
1 タバコの葉
発酵・乳製品

発酵・乳製品

2 ミルク
1 バルサミコ
1 海鮮醤
ミネラル

ミネラル

6 ミネラル
2 湿った岩
2 濡れた石
1 砕いた石
土・森の下草

土・森の下草

4
3
2 鉛筆の芯
2 トリュフ
1 キノコ
1 枯葉
1 乾いた土
1
動物系

動物系

1 なめし革
ナッツ

ナッツ

3 アーモンド
1 ナッツ
1 クルミ
1 ヘーゼルナッツ
1 アーモンドパウダー
樹木

樹木

4 西洋杉
3 オーク
2 木炭
1 鉛筆の削りカス
1 トーストしたオーク
1 新樽
1
1 サンダルウッド
焦げ臭

焦げ臭

2 チョコレート
2 ダークチョコレート
1 燻煙
1 スモーキー
1
1 カカオ
1 黒蜜
スパイス

スパイス

7 リコリス
4 バニラ
3 黒コショウ
1 スパイス
薬品・化学物質

薬品・化学物質

3 インク
1 グリセリン
酒類

酒類

3 クレーム・ド・カシス

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

4 タバコ
2 コーヒー
1 ヘーゼルナッツ
1 サンダルウッド
1 ダークチョコレート
1 黒鉛
1 黒コショウ
1 レーズン

ユーザーコメント

樽の使い方が洗練された印象で、09年などのグレートヴィンテージよりも格段にクオリティが上がった気がする。非常に滑らかかつまろやかで、若いタンニンも然程気にならなず、心地良い口当たりが魅力的。また、17年ヴィンテージの中では、ブドウ自体のポテンシャルも悪くなく、非常にバランスの良いコストパフォーマンスの高いワイン。香りは、トップノートにチョコレートとアーモンド、黒コショウの程よく香ばしい樽香があり、ミドルノートには瑞々しいカシスやミントなど、カベルネらしさが感じられ、ラストノートにはバラの華やかな香りもあり、まだ少しだけ樽香の荒々しさが残っているが、まとまりのある魅力的なアロマ。口に含むと、アタックから終盤まで果実味と酸味のバランスが良く、中盤はややタンニンの重みが感じられるが、すぐに滑らかさやまろやかさの印象が台頭し、後半はそのクオリティの高さに驚かされる。香り同様、ロースト感はまだ少し荒々しくも感じられ、タンニンが馴染むのも含め、もう数年だけ寝かせれば早飲みにも適した状態になると思う。余韻は非常にまろやかなコーヒーといったところで心地良く長く続く。

¥.$.

ヴィンテージ:2017年
評価日:2025年07月10日

まだ熟成途上で香りも閉じていて眠っている状態。個人的に一番好みではないタイミングで開けてしまった。もう3年早く開けるか、もう3年寝かせると良さそう。そこまでの熟成ポテンシャルは感じない。香りは、ブラックベリーや煮詰めたブルーベリーなどのベリー系果実、乾いた土やアーモンドパウダーのような粉っぽいニュアンス、ミントの香りはしっかりとあり、ダークチョコレートのほのかな甘さも感じられる。口に含むと、冷たさや鋭さ、軽さを感じるアタックで、アタックからしてタンニンが完全に溶け込んでいるのが分かる。果実味も穏やかなになっているが、酸味はまだ強く、熟成特有の甘味もあまり感じられず、現状はバランスが悪く感じる。

¥.$.

ヴィンテージ:2009年
評価日:2022年04月07日

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