
シャペル・シャンベルタン グラン・クリュ
Chapelle-Chambertin Grand Cru
モレ・サン・ドニに本拠地を置くドメーヌ・ポンソは、1872年にウィリアム・ポンソ氏がクロ・ド・ラ・ロッシュなどの区画を購入したことから歴史が始まります。2代目イポリット・ポンソ氏は弁護士であり、ブルゴーニュではまだ珍しかった1934年にドメーヌ元詰めを開始しました。1935年のアペラシオン制度策定時には、ブルゴーニュ地方の委員も務めています。ジャン・マリ・ポンソ氏はドメーヌの名声を高め、その息子ローラン・ポンソ氏がドメーヌを引き継ぎました。現在はローラン氏の妹、ローズ・マリー・ポンソ氏が当主を務め、アレクサンドル・アベル氏が醸造責任者です。ドメーヌ・ポンソのシャペル・シャンベルタン グラン・クリュは、力強いワインが多いジュヴレ・シャンベルタン村のグラン・クリュの中で、比較的穏やかで洗練されたスタイルが特徴です。クロ・ド・ベーズの斜面下方に位置するこの畑は、石灰粘土質土壌です。ピノ・ノワール100%で造られ、ブラックチェリーやスグリなどの黒系果実の凝縮感とミネラル、しなやかな味わいが楽しめます。醸造においては、人の介入を最小限に抑え、古樽(5~20年もの)を使用し、SO2の使用は極力控えています。新樽は一切使用しません。発酵には使い古した木桶を使用し、4層構造のグラヴィティ・フローによる醸造でポンプは使用していません。梗の有無やピジャージュの頻度はヴィンテージに合わせて調整されます。シャペル・シャンベルタンは18ヶ月間の樽熟成を経てリリースされます。
96,000 円~
タイプ
品種
ピノ・ノワール:100%
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