ドメーヌ・ポンソ グリオット・シャンベルタン グラン・クリュ

グリオット・シャンベルタン グラン・クリュ

Griotte-Chambertin Grand Cru

ドメーヌ・ポンソは、モレ・サン・ドニを本拠地とする伝統的なドメーヌです。その歴史は100年以上にも及び、現在は5代目当主ローズ・マリー・ポンソが率いています。彼女は1997年からドメーヌに参画し、醸造責任者はアレクサンドル・アベルが務めています。以前はローズ・マリーの兄、ローラン・ポンソが当主を務めており、モレ・サン・ドニの村長も務めたジャン・マリー・ポンソの息子にあたります。現在の醸造哲学はローラン時代と変わっていません。ドメーヌ・ポンソのグリオット・シャンベルタン グラン・クリュは、ジュヴレ・シャンベルタンのグラン・クリュの中でも最小の区画であるグリオット・シャンベルタンから造られるワインです。ポンソはこの畑をメタイヤージュ(折半耕作)により所有していますが、その面積は0.89haと、この畑の耕作面積としては最大です。このグリオット・シャンベルタンは、ジュヴレ・シャンベルタンの中では異質なエレガントさを持ち、その香りは名前の由来ともなっているグリオット(ダークチェリー)を想わせます。ポンソでは、ブドウ栽培とワイン醸造において人の介入を最小限に抑える自然栽培を実践しています。これはビオロジックやビオディナミとも異なる独自のアプローチです。コルドン・ロワイヤ方式の剪定で樹勢をコントロールし、低収量を実現しています。選果は、健全な果実への影響を避けるため、畑で行われます。4層構造の醸造所では、重力を利用したグラヴィティ・フロー方式を採用し、ポンプは一切使用していません。醸造においては、ヴィンテージごとのブドウの状態に合わせて柔軟に対応し、梗の有無やピジャージュの頻度など、決まった手順はありません。しかし、使い古した木桶による発酵、5〜20年ものの古樽での熟成、そして酸化防止剤の使用を極力抑えるという原則は一貫しています。亜硫酸は破砕前に少量添加するのみで、その後は不活性ガスでワインを保護し、瓶詰め時にも亜硫酸は添加しません。

55,880  円~

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