コスパの良いスーパータスカン。樽は強めでわずかにジャミーな甘さがあり、今回はニュアンス程度なので美味しく飲めたが、これ以上ジャミーになると個人的には苦手だろう。荒々しさはなく、早飲み用ではあると思うが、現状ではタンニンがやや重く、滑らかだが気にはなるレベル。余韻が一番の魅力で、濡れた石、ブルーベリージャム、ヘーゼルナッツ、タバコなど、複雑で非常に長く続く。香りは、ブルーベリージャム、カシス、黒土、シナモン、カラメル、タバコなどで、ロースト感と甘いノートが強すぎないがしっかりと感じられる。味わいは、ややジャミーな甘味が感じられるブラックベリーの強烈な果実味とロースト感があり、中盤からは骨格のあるミネラルがぐっと感じられる。酸味は中庸、タンニンは重めで、ミディアムフルからフルボディ。セールだったらリピートするかも。

ロッソ
Rosso
ヴィラ・アンティノリは、1385年から続くイタリア・トスカーナの名門アンティノリ家が手掛けるワインシリーズです。現当主ピエロ・アンティノリの父、ニコロ・アンティノリによって1928年に誕生し、当初は熟成可能なキャンティ・クラシコとして名を馳せました。2001年以降は、ピエロ・アンティノリ氏の指揮のもと、トスカーナ最高の畑から厳選されたブドウを用いる、エレガントで気品溢れるトスカーナI.G.T.ワインとして生まれ変わりました。サンジョヴェーゼを主体に、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、プティ・ヴェルドをブレンドした「ヴィラ・アンティノリ ロッソ」は、まさにスーパートスカンの王道を行くアッサンブラージュ。ステンレスタンクでの発酵、フランス、アメリカ、ハンガリー産オーク樽での12ヶ月熟成を経て、洗練されたタンニンと凝縮した果実味、そして複雑な香りを纏った、バランスの良い味わいに仕上がっています。幅広い料理との相性も良く、様々なシーンで楽しめる、アンティノリ家のこだわりが詰まった一本です。
1,633 円~
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赤系果実

黒系果実

加工・ドライフルーツ

花

フレッシュハーブ

ドライハーブ等

土・森の下草

焦げ臭

スパイス
味わい
ボディ
果実味
甘味
酸味
渋味
余韻の
長さ
余韻のテイスト
ユーザーコメント

¥.$.
ヴィンテージ:2018年
評価日:2021年12月20日