サン・ポーロ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

Brunello di Montalcino

サン・ポーロは、ヴェネト州の名門アレグリーニが2007年からトスカーナのモンタルチーノで手がけるワイナリーです。畑は、モンタルチーノでも標高の高い南西向きの斜面に広がり、昼夜の寒暖差が大きい風通しの良く、石灰質の土壌からは上品で豊かな香りとしっかりと骨格のあるサンジョヴェーゼが育ちます。有機栽培を取り入れ、環境に配慮した持続的農業にも取り組んでいます。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、わずかな期間で高い評価を受け、デキャンタ誌で行われた99本のブルネッロ・ディ・モンタルチーノの比較テイスティングでは、名だたる名門を抑えて最高得点を獲得しました。「イタリア最高の造り手」と評価される手腕がいかんなく発揮されたワインです。

10,373  円~

タイプ

品種

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テイスティングノート

3件の評価を集計

アロマチャート

アロマの詳細

赤系果実

赤系果実

1 赤系ベリー
1 ラズベリー
黒系果実

黒系果実

1 ブラックチェリー
加工・ドライフルーツ

加工・ドライフルーツ

1 イチジク
1 チョコレートで覆ったブラックチェリー
1 フルーツジャム
花

1 ドライローズ
1 スミレ
フレッシュハーブ

フレッシュハーブ

1 タイム
ドライハーブ等

ドライハーブ等

1 紅茶
土・森の下草

土・森の下草

1 トリュフ
1 腐葉土
1 森の草木
動物系

動物系

1 なめし革
焦げ臭

焦げ臭

1 コーヒー
1 ミルクチョコレート
スパイス

スパイス

1 バニラ
1 ナツメグ
薬品・化学物質

薬品・化学物質

1 接着剤

味わい

ボディ

ライト
フル

果実味

弱い
強い

甘味

ドライ
甘い

酸味

弱い
強い

渋味

弱い
強い

余韻の
長さ

短い
長い

余韻のテイスト

1 チョコレートで覆ったブラックチェリー
1 チョコレート
1 ナツメグ
1 浅煎りコーヒー
1 石灰

ユーザーコメント

味わいは、果実味というよりも旨味が押し寄せてくる感じで非常にポテンシャルが感じられる。過去に飲んだヴィンテージは、ヴィンテージの割に熟成の進みが早いと感じたが、このヴィンテージはまったく熟成感はなく、タンニンも強靭で飲み頃にも入っていない。それでも旨味のおかげで今でも楽しめはする。香りは、ブラックチェリーやラズベリーの溌剌とした果実香がトップノートからしっかりと感じられ、ミルクチョコレート、ナツメグ、接着剤、そしてタイムのような瑞々しいハーブ香と、要素は多くないが方向性が多様で程よい複雑味がある。口に含むと、アタックは果実味は中庸で酸味のほうが強く感じられるが、すぐに旨味が広がり、酸味にも勝る勢いがある。樽由来の甘味も控えめながらしっかりと感じられてバランスが良い。ただ、タンニンは意識せざるを得ないくらいに強固で収斂感もやや残り、もう少し溶け込んでから開けたい頃合いではある。余韻も複雑味があり、石灰、浅煎りのコーヒー、チョコレート、ナツメグなど、タンニンにも負けずにしっかりとした風味が長く続く。

¥.$.

ヴィンテージ:2015年
評価日:2024年02月26日

13年とブルネッロにしては決して古いヴィンテージではないが、しっかりと熟成感がある。サン・ポーロはリゼルヴァ以外にもいくつか上級キュヴェがあるので、ロッソでなくとも早飲み向きに作っているのか、数年前に飲んだ09年や12年なんかも熟成感があった。香りは複雑かつ均整が取れていて、様々な要素が代わる代わる現れる。イチジク、チョコレート掛けしたブラックチェリー、トリュフ、腐葉土、なめし革、紅茶、ドライローズなど。口に含むと、果実味が引いてきて落ち着いた味わいのややライト寄りにも感じるミディアムボディ。酸っぱくも塩っぱくもないが、酸味の感覚としては塩っぱいに近く、醤油や出汁のニュアンスに近い。タンニンはまだ少し存在感があり、ネッビオーロを彷彿とさせる収斂感もあり、このせいで飲み頃と言いづらい。あと3年くらい寝かせるとちょうど良いか?

¥.$.

ヴィンテージ:2013年
評価日:2021年04月03日

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