このヴィンテージはサンジョベーゼ85%、メルロ10%、カベフラ5%とのこと。サン・ポーロがブルネッロ・ディ・モンタルチーノのワイナリーなので、ブルネッロ寄りでありつつ早飲み用のラインナップかなと思って開けたが、キャンティ・クラッシコ寄りのタニックで熟成向きのワインだった。香りは、ブルーベリー、ブラックベリー、ダークチョコレート、黒土、フェンネル、リコリス。全体的にはかなりアーシーな香り。アタックは若々しい果実味と酸味をしっかり感じられるが、中盤以降はタンニンが支配的になってきて、とても飲み頃とは言えない。余韻はミネラルやダークチョコレート感が強めにあるが、すぐにタンニンに持っていかれてしまい長くは続かない。全体的にダークチョコレートのニュアンスをまとっていて、ほんのりと甘い。飲み頃は10年後かな。

ルビオ
Rubio
サン・ポーロは、イタリアの名門ワイナリー、アレグリーニが2007年にトスカーナ州モンタルチーノに取得したワイナリーです。アレグリーニはヴェネト州を拠点とし、16世紀初頭から続く長い歴史と、パーカーポイント95点以上を5年連続で獲得したアマローネなど、高品質なワイン造りで知られています。サン・ポーロの畑はモンタルチーノの中でも標高の高い南々西向きの斜面に位置し、日照量と昼夜の寒暖差に恵まれた環境にあります。8haはD.O.C.G.ブルネッロ・ディ・モンタルチーノに格付けされた上級区画で、サンジョヴェーゼを中心に栽培されています。サン・ポーロでは環境保全にも取り組み、トスカーナで初めて「カサクリマ」の認証を取得しています。ルビオは、サン・ポーロが手掛けるサンジョヴェーゼ主体の赤ワインです。樹齢の若いサンジョヴェーゼにメルロとカベルネ・フランを少量ブレンドし、モンタルチーノの石灰質土壌由来の複雑さと、サンジョヴェーゼらしいピュアな果実味が魅力です。フレッシュなチェリーやスミレ、赤スグリの香りに、繊細なスパイスのニュアンスが加わり、しっかりとした骨格とバランスの良いタンニンが心地よい味わいを生み出しています。サン・ポーロのフラッグシップであるブルネッロ・ディ・モンタルチーノよりも気軽に楽しめるスタイルでありながら、その品質の高さが感じられるワインです。
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ヴィンテージ:2016年
評価日:2021年03月28日
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