ヴェゼーヴォ ベネヴェンターノ ファランギーナ

ベネヴェンターノ ファランギーナ

Beneventano Falanghina

ヴェゼーヴォは、ファルネーゼがカンパーニャ州にあった生産者協同組合を買収して設立したワイナリーです。ヴェスヴィオ火山のラテン名に由来するその名は、火山性土壌というテロワールを雄弁に物語っています。ファルネーゼは近代的な設備を導入し、醸造の改善に尽力しました。生産者協同組合の買収や協同経営という手法は、ファルネーゼだけでなく、地元の生産者にとってもメリットがあり、歓迎されています。カンパーニャ州は温暖多湿な気候で、緑豊かな土地です。火山性の土壌は独特のミネラルを含み、ブドウ栽培に理想的な環境を提供しています。醸造所は標高400mに位置し、白ワイン用の畑はさらに高地に位置しています。ベネヴェンターノ ファランギーナは、土着品種ファランギーナ100%で造られる白ワインです。標高600~700mのタブルノ山近くのトッレクーゾ村にある自社畑と、標高200mの契約畑のブドウを巧みにブレンドすることで、ワインに複雑さと奥行きを与えています。高地のブドウはフレッシュなアロマと酸をもたらし、低地のブドウは豊かな果実味としっかりとした骨格を形成します。土壌は火山性石灰岩です。収穫されたブドウは柔らかく圧搾され、静置清澄されます。フレッシュな香りを保つため、12~14℃の低温で発酵を行い、澱を撹拌しながら熟成させます。低温で安定させた後、フィルターを通して瓶詰めされます。醸造、熟成にはタンクが使用されますが、まるで樽熟成したかのようなボリューム感と複雑な風味を備えています。ヴィオニエやゲヴュルツトラミナーを思わせるスパイシーさ、白い花や紅茶、ラムネ、ミントなどの洗練されたアロマが特徴です。長い余韻と豊かな果実味、バランスの良い酸味を持ち、コストパフォーマンスにも優れています。

1,980  円~

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